未熟だった私が仕事力を高めるために取り組んだ3つのトレーニング!

場作り屋の相内です!

私は仙台を拠点にワークショップの企画運営やファシリテーション、

コーチングなど、人が前進するための場作りを行っています!

 

私は新卒でリクルート社に入社しました。

若くして大きな仕事を任され、カッコいい社会人になるぞ!

そしてたくさん稼ぐんだ!

と意気込んでいたものの、

なかなか結果が出せない日々が続き、

次第に気持ちが沈んで行きました・・・。

 

それでもずっと諦めず、

いつか華々しい成果を上げて表彰してもらいたい!

とスポットライトを浴びる日を夢に見ていましたが、

震災を機に退職し、復興を支援する仕事を選びました。

 

まだリクルートでは何も成し遂げていない・・・と、

少しだけ後ろ髪を引かれる思いでしたが、

未曽有の災害を体験し、

今は自分自身のためだけに働いている場合ではない!

という使命感のほうが勝ったんです。

28歳の頃でした。

(リクルートで『ダメ社員』のレッテルを貼られた私が転職して生まれ変わった話し)

 

ただ、転職直後も、始めはなかなかお役に立つことができませんでした。

それはシンプルに、社会人としての基礎力が十分ではなかったからです。

 

仕事がうまく進められない、

職場で評価されない状況ってすごく苦しいし、大変なストレスですよね。

 

私もそういう時期が4~5年続き、

酷い時にはストレスで申込書に記載されている単価が読めなくなったり・・・、

這うようにベッドから抜け出して会社へ行ったこともあります。

 

そんな私の状況が徐々に好転していったのは、

日本語力を磨くことに一生懸命取り組んだから、この一点に尽きます!

 

もし、

今思うようにうまくいってないんだけどこの状況をなんとかしたい…!!

と奮闘されている方がいらしたら、

私は日本語力を高めることを解決策の1つとして考えてみることをおススメします。

 

なぜなら、

質の高い思考も、互いの円滑な意思疎通も、全て日本語力が土台となっているからです!

 

この記事では私がどんな状態から日本語力を高めようと思うに至ったか、

どのようにして日本語力を高めたかなどをご紹介させていただきます!

 

仕事力を高めようと思ったきっかけ

仙台で被災した私は、

何か少しでも東北の復興に貢献したいと思い転職したんです。

 

しかし現実はそう甘くなく、

営業経験しかなかった私がすぐに力になれることはほとんどありませんでした。

 

一緒にお仕事をさせていただいた先輩方は、

行政や名だたる民間企業でプロフェッショナルな仕事をされて来た方々ばかりで、

培われてきた知見や人脈を駆使し、

当時の東北に必要と思われる支援を次々と創り出されていました。

 

私はと言えば、

新しい企画を作り実現するノウハウもなければ、人の心の機微にも疎い。

知識や教養も浅く、情緒的な発言しかできない。

 

その差が惨めで、悔しくて、情けなくて、

あの頃はよく深夜の帰り道を泣きながら帰っていました。

ONE OK ROCKの「Be the light」が当時のテーマソングでした。

故郷である東北の役に立ちたいと、心から願い続けた日々でした。

 

私はどんな状態だったか

その頃の私は様々な点で未熟でしたが、最も致命的だったのが、

・上司が何を言っているのかイマイチつかめない

・自分が伝えたいことを適切な言葉で表現できない

という状態にあったことでした。

そのため頻繁に認識の違いが生まれてしまい、仕事がスタックしていたんです。

しかも、後者に関してはあまり自覚がありませんでした。

 

同じ事業を担当していた先輩から、

あなたの書く文章は拙く、語彙も少ない。

それぞれの単語が持っている意味をしっかり理解している?

曖昧なまま使っていない?

という指摘を受けて、初めて自分の至らない点に気づいたくらいです。

 

分かっているつもりになっていた日本語

ただ、その瞬間の私は、自分のとても大切なものを否定されたように感じて、

はらわたが煮えくりかえるような心地でした。

私は昔から本を読むのが好きで、多くの活字に触れてきました。

その私が、語彙が少ないわけがないでしょう?

 

そして真っ向から反発したんです。

この文章で理解できない日本人などいない!

それとも、そんなにバカな人たちが読むんですか!?って。

 

今思い返しても恥ずかしい……。

(先輩、あの時は本当に失礼しました)

 

冷静になってから考えてみると、

確かに、なんとなく日本語を使っているかもしれない

という事実に向き合わざるを得ませんでした。

 

なぜなら、私には日本語を辞書で引く習慣がなかったからです。

単語ひとつひとつに含まれている範囲や質を確かめることなく、

感覚的に使ってしまっていました。

 

トレーニング① 日本語を辞書で引く

試しに、理解が曖昧な単語を辞書で引いてみると・・・、

私は日本語の多くを、

知っているつもりになってしまっていたことがよく分かりました。

 

つまり、日本語を適切に使えていなかったんです。

これにはかなり愕然としましたし、絶望感が湧いてきました。

 

この状態を打破するには、日本語を学び直す以外にありません。

 

そこで私は、

少しでも理解に自信が無い単語は、辞書で意味を引いてから使う

ということを習慣にすると決めました。

 

幸い今の時代はネットが発達しているので、

メールや資料を作っている際に、

あ、これ自信ないな

と感じる単語が出てきたらささっと検索するだけです。

 

また、自分が伝えたいニュアンスと使っている言葉が適切な関係になっているか、

先輩に何度も確認していただきました。

 

もともと法務部門で勤務されていた先輩だったので指摘がとてもシビアでしたが、

そのおかげでどんどん文章表現力が上達しました!

 

トレーニング② 本を多読する

並行して取り組んだのが、本の多読です!

 

諸先輩方と比べた時の私の教養の無さ、

すなわち意見の薄っぺらさや、偏狭な価値観には心底嫌気がさしていたので、

当時は皆さんの前で口を開くのが恥ずかしくて仕方なく、

発言を求められた際は何度も言葉に詰まっていました・・。

 

それを解決するには、本を多読する他にないと思ったんです!

 

本を読み、新しい知識を得て、思考を繰り返す。

そして自分の血肉とする。

 

そう決めて、年間100冊を読むという目標を立てました。

 

古典的名著から直近のベストセラー、

小説やエッセイなど、

色々なジャンルをAmazonで買い漁りました!

 

2年も経った頃には自分の意見を伝える際に、

名句を本から引用できたり、

学術的根拠を持って主張できるようになったことは、すごく自信になりました。

 

そして、

自分の生きている世界をひっくり返すかのような教えや、多様な物の見方、

人の心の機微にたくさん触れたことによって、世界が急速に拡がりました!

 

当時読んだ中で素晴らしかった本は、以下に別記事でご紹介させていただきたいと思います!

 

①世界を拡げるために読んだ本~外国の著者編~

②世界を拡げるために読んだ本~日本の名著編~

③世界を拡げるために読んだ本~日本語の勉強編~

④世界を拡げるために読んだ本~エッセイ・新書・文庫編~

⑤世界を拡げるために読んだ本~小説編~

⑥世界を拡げるために読んだ本~ビジネス・人文・思想編~

⑦世界を拡げるために読んだ本~コーチング・コミュニケーション編~

⑧世界を拡げるために読んだ本~ワークショップ・ファシリテーション編~

⑨世界を拡げるために読んだ本~震災に関する書籍編~

 

トレーニング③ 記事を要約する

冒頭、日本語力の低さを指摘してくだった先輩が教えてくれたトレーニングが、

ふだん目にする新聞記事やネット記事を要約する

というシンプルな方法でした!

 

これは移動中や休憩中にぱっとできるトレーニングでしたので取組みやすく、

また、とても力になりました。

 

要約はつまるところ、

抽象的な概念と具体的な事象を行ったり来たりし、

適切に再構築するという作業です。

 

簡単そうに見えて、当時の私にはすごく難しかったです。

私はこれらの能力を磨いていないために、

上司が会話をしている最中に迷子になってしまっているんだと気づきました。

 

総論を話しているのか、各論なのか、

拡散を目的に話しているのか、収束なのか、

会話の向かう先や抽象度などの大枠をつかめていなかったんですね。

 

3ヶ月も取り組んだ頃には、

びっくりするくらい会話の流れが理解できるようになりました!

 

 

3つのトレーニングから得た成果

こうやって言語に対する感覚を鋭敏にし、

どんな言葉なら誤認なく相手に自分の意図を届けられるか、

この記事や会話はどの程度の抽象度で、

何を伝えることを目的としているのかなどを探究し続けた結果、

1年も経つ頃には仕事がめちゃくちゃスムーズになっていました!

 

特に上位レイヤーの方々ほど、

使う言葉にとても敏感に気を配っていて、

齟齬が生まれないよう細心の注意を払いながらコミュニケーションをしている

ということが理解できるようになりました。

 

当然ですよね!

自分の指示に沿って組織が進んで行く以上、

組織を預かる役職者には、

部下が舵取りを誤らないように、

正しく意図を伝達する能力が必要とされます。

(それができてない上長もたくさんいるとは思いますが)

 

それが分かった途端、お互いの中での認識違いが激減しました!

ズレないでコミュニケーションが進むことはこんなに気持ちいいんだなって、

すごく感動したことを覚えています。

 

また、上長たちのスピードに溢れ、

話題があっちこっちに飛んでいくような会話に混ざるのがとても楽しくなりました!!

 

学びも加速的に深まりました!

特に、今習っているコーチングやコミュニケーションのセンスの習得には、

この経験を通じて得た教訓と、日本語力そのものが大いにプラスの効果を与えてくれています。

 

一つ一つの言葉を正しく理解するという心構えや習慣がなかったら、

師の発する教えを勝手に自分なりに解釈して、

質を変容させ、何もつかめずに時間を浪費してしまうところでした。

 

まとめ

言葉を適切に使えるようになると間違いなく思考の質が高まりますし、

仕事そのものや、意思決定のスピードも速くなります。

 

学びも深まります。

文字通りいいことづくしです!!

 

また、他人に対しても、

適切に言葉を使える人か

言葉に対しての感度や姿勢が優れているか

などが手に取るように感じられるようになります。

 

そうなると、誰なら安心して仕事を任せられるか

誰がどの程度この会話を理解できているか

任せた仕事はどれくらいの時間で仕上がるか

どんな質で完成するか

などが推測できるようになります。

 

これらをつかめていると、すごく仕事が楽になります。

(先輩方にも、当時の私の日本語力や、日本語についての姿勢、

ひいては仕事への姿勢が透けて見えていたんだろうな・・・)

 

先輩から苦言を頂戴した瞬間は本当に悔しかったし、悲しくも感じましたが、

今となってはあの時の一言と、その後の丁寧な伴走に感謝が尽きません。

おかげで、今私は、過去とは全くの別世界に生きることができています。

 

この記事でご紹介したトレーニングは、もしかすると、

仕事力を高めるという命題に対して、

直接的な解決方法には見えないかもしれません!

 

ですが、思考もコミュニケーションも、全ては言語能力ありきです。

 

もし言語の分野での齟齬が、

あなたが仕事で評価されないという問題を引き起こしているとしたら、

私は日本語を辞書で引くこと、

記事を要約する練習を積むことを強くおススメします!!

 

そしてできれば、

これまで手にしなかったような本も読んでみるとなお効果的です!

 

日本語力を高める過程で得られる知識や能力は劣化することがなく、

あなたのことを常に加速させ続けてくれるパワフルな推進力になるはずです!

 

言いたいことがちゃんと伝わる。

話している内容がしっかり理解できる。

この安心感や心地よさに勝るものは、そうそう替わりがないと思いますよ!

あなたの前進を応援しています!

 

人生を自分らしく!

相内 洋輔

 

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