秋田県「若手社員異業種交流会」でワークショップを実施しました!

ぴんくのだんごむしをプレイ!

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。先日、秋田地域振興局様からご依頼をいただき、「アイディア体質になる!」というワークショップを地元企業に就職した若手社員20名の皆様に体験いただきました。

若手社員どうしの横のつながりを生み出し、仕事に使えるスキルの習得を意図して欲しいとのご依頼でしたので、楽しくワイワイ取り組め、協働や企画の要点を学べるアイディア出しの方法を身に付けるワークショップを選びました。

日本人の多くはアイディア出しが苦手です。正解を探さなきゃいけないという意識が強すぎて、自由な発想を阻害されているように思います。私も昔はそうでした。でも大学生の時に『考具』という本に出会って、それからどんどんアイディアが創り出せるようになって、いまこうしてワークショップを創る仕事をしています。

今回も例に漏れずたくさんの参加者が「アイディア出しは苦手」と教えてくれたので、とてもやり甲斐を感じました。アイデア出しって難しいことじゃないんだって届けたいなあと思ったオープニングでした。

目次

アイディア体質になるための練習!

今回は現在製品化に向けてクラウドファンディングを実施中の「ぴんくのだんごむし」で場をあたためることから始めてみました。

ぴんくのだんごむしをプレイ!

クマが食べるもの!!

しゃけ!?

正解っ!!

(え?ゾウを色だけ・・・?)

グレー!

グレー!!

グレー!!!

え?それじゃわかんないよーー!

と軽快なやりとりが続き、各グループとも笑い声が絶えないアイスブレイクになりました。

それから、私がアイディア出しが苦手だったころの体験談と、アイディアを出すための手法を2つお伝えし、まずは個人練習をしていただきました。

新しいアイディアは既存のアイディアの組みあわせ

今回ご参加いただいたみなさんは本当に飲み込みが早く、配った紙にはアイディアがびっしり! その様子を見ていてすごく安心しました。

新しいアイディアは既存のアイディアどうしを組み合わせて創られるので、たくさん数が出るということはそれだけ新たな可能性が生まれるということです。

個人的には新しい屋台のメニューを考える練習で、「マズイ」屋台のメニューを掘り下げていた方がとても印象に残りました。人はマズイものをわざわざ作ろうという発想にはなかなか至らないと思うんです。だから逆に面白いアイディアが花開く可能性があるなと!

アイディアを協働して形にしよう!

続いてグループを組み、ひとつのアイディアを作り、企画書にまとめるという体験をしていただきました。

アイディア出しについては今回お借りしていた会場が結婚式場だったため「20代の若者にウケがいい結婚式とは!?」というテーマを設定しました。

企画書のフォーマットは人に物を伝える際や自分の思考を抜け漏れなく整理する際に大変に役立ちますので、身に付けておいて損はありません。この場では、私がソフトバンクで働いていた時代に上司から教えていただいた項目を厳選したフォーマットをお渡ししました。

アイディアは各チームとも地に足のついた内容が多く興味をそそられました。50分間という短時間だったにも関わらず、4グループともフォーマットの項目を全て模造紙に記載して発表するという見事な成果でした!

派手にお金を使うより自分たちの心地がいいようにリーズナブルにカスタマイズして思い出に残る式にしたい!

という発想から企画をしたチームがほとんどで、今の若者の嗜好がよーく反映されているなあと感じました。聞いていて楽しい発表でした。

最後の振り返りでは「今日やったマンダラートがすごく良かった! これからどんどん使いたい!」と嬉々として感想をシェアしてくれた方がとても印象的でした。

そう思ってくださり本当に良かった。

3時間30分という駆け足な時間でしたが何かほんの少しでも日々の業務に持ち帰れる学びが生まれていたり新たな友人関係が芽生えていれば幸いです。

チームビルディングや参加する人がつながるための場作りを行いたい方がいらしたらぜひお気軽にご連絡ください。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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