たっぷりと時間をかけ場を暖めることの大切さ~合宿の朝のアイスブレイク~

キャンプファイヤー

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。

仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど

人が前進するための場作りを行っています!

先日MY PROJECT START UP CAMP 2018 東北カイギの運営をしてきた際

私にとって新しい発見がありました!

朝のアイスブレイクをじっくり行うと

とても場が落ち着き

伸びやかな空気が広がるという気づきです!

目次

朝のアイスブレイクに期待していたこと

私は合宿を開催する際は

必ず朝にアイスブレイクを入れます。

時間は決まって15分です。

朝はぼやっとしている参加者が多いので

体を動かしてワークに向かう態勢を整えよう!という意図から

体操系のアクティビティを選ぶことがセオリーになっていました。

そうすると一気に参加者が覚醒して

どよんとした朝の空気が一変します。

ただ、今になって思えば

これは参加者を強制的に(反射的に)

動かしていただけだったかもしれない

と少し反省しています・・・。

驚きのアイスブレイク!

それは東北カイギ2日目朝のことでした。

アイスブレイクをお願いしていた方が用意してくれたゲームが

非常に衝撃的だったんです!

まず8枚の絵が用意されていました。

それら1枚1枚を6分割にして、

54枚のパーツに分けます。

会場にいる参加者はそのうちの1枚を手に取って

自分の絵と同じパーツを持っている人を

お互いの絵を見せ合わず

絵の説明だけで集めるというゲームです。

最初は、

あいない
これ盛り上がるのかな・・・?

と少し不安を感じました。

絵はけっこう複雑なうえに、

青い空に白い線が1本だけ書かれている

何が何だか想像もできないピースもあり

高校生と大人でも本気で自分の絵を説明し合わないと

仲間を見つけることができない難易度でした。

そのためどれだけ話しても仲間を集められず

予定していた15分では全く終わる気配がありません(笑)

結局25分くらい時間を取ったのですが

その間、参加者はずっと話しっぱなしで

仲間を見つけた喜びや

せっかく仲間だと思ったのに実は違った・・!

という悲しみに直面し、

キャッキャッとはしゃいでいました。

おお、すごく盛り上がった・・・!

自発的に開かれる心!

後から考えると

これはすごく効果的なワークでした!

まず第一に、

参加者のやる気にスイッチが入りました。

これまでのように体操系のワークだったら

やった瞬間は盛り上がるものの

その効果は長続きしません。

それがこの日は

じわりじわりと場が開いて行って

午前中のうちはずーっと効果が続いているように見えました。

二つ目に、

参加者がたくさんの人と関われました!

合宿では時間があるようで

意外と自分の班ではないメンバーと話すタイミングがありません。

このワークはほぼ全員と会話をしないと正解にたどり着けないので

交流を生み出す仕掛けとして素晴らしかったです!

三つ目に、

発見する喜びを疑似体験できました!

この合宿では参加者それぞれが

自分自身の価値観や経験と深くつながったプロジェクト

を作り込むのですが

ゲームを通じて「見つかったら嬉しい!!!」

という感情を先取りできたことは

参加者の行動やマインドに

すごくいい影響を与えてくれたと思います!

じっくり暖めるアイスブレイクの力

私はこれまで

合宿の朝のアイスブレイクは

そこまで細かな意図を持っていませんでした。

あいない
15分くらい体を動かせばいいや!

と安易に思っていたのですが

この朝の様子を見て

あーーー、

もっと朝のアイスブレイクもこだわれるんだ!

と学ばせていただきました。

人に預けると、新たな発見があるな~!

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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