はらこ飯
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ワークショップデザイナーの相内です。

ぼくの仕事はワークショップをすること!

簡単に説明すると、研修講師です。

 

ぼくはフリーランスの研修講師なので

研修を実施しなければ収入がありませんし

給与の保証も、休業の補償もありません。

 

それなのに…。

巷ではコロナウィルスの猛威によって

様々なイベントが中止

あるいは延期になり始めています。

 

横須賀市では6月末まで

市主催等のイベントを中止

あるいは延期を前提に対応するよう

市長からの指示が発令されたのですか!?

6月末・・・。本当にびっくりです。

 

そうしているうちに、

ついにぼくの身にも「ワークショップの中止」

に関する数件の相談が舞い込んできました。

 

まあ大丈夫だろうと高を括っていたのですが

東京マラソンの縮小開催が決まったことや

「不要不急の外出を控えるように」

と政府からアナウンスがあったことで

大きく状況が変わりました……。

 

何カ月も準備してきた

あるいは活動を続けて来た案件が

あと一息で完了する!という時に

自分ではどうしようもない要因によって

完了の機会を閉ざされてしまう

という現実は受け入れがたく

とても悲しい気分です。

 

しかも月収の2ヶ月分ほどの収入が

まるっと消えてしまいそうな状況で

このままだと生活や

借り入れの返済にも支障が出ます。

 

ヤバイなぁ・・・。

 

夕暮れに染まる国道に沿って車を走らせながら

(ふう……。) とため息をついた瞬間

ぼくの脳裏には唐突に

23年前の「はらこ飯事件」が蘇ってきました。

はらこ飯

そう、あの時も予想できなかったアクシデントによって

すごく悲しい想いをしたんだ。

いくら好きだった少年の身に起こった悲劇

今から23年前、

ぼくはいくらが大好き

小学5年生の野球少年でした。

 

回転ずしではいくらからスタートし

いくらを2皿連続で食べ終了とする!

 

祖父母と出かける際は

S-PAL仙台の地下にある「ひっつみ庵」で

必ずはらこ飯を食べてから帰る

 

などなどの自分ルールを設けていたほど

全身全霊をかけて、いくらを愛していました。

 

そんなある冬の日のこと。

 

母と買い物に出かけたぼくは

デパートの総菜コーナーで

はらこ飯のお弁当を見つけました。

 

その瞬間、

どうしてもはらこ飯の存在が頭から離れなくなり

母へ一生懸命にせがんで

そのお弁当を買ってもらいました。

 

「ちゃんとご飯を作ろうと思っていたのに」

と母は呆れた素振りでしたが

 

ぼくは

「やったー。夕食はいくらだ!いくらだっ!」

と有頂天な気分で家へと帰りました。

 

夕方の我が家は

東北の冬の寒さが満ち満ちていて

とてもじっとはしていられない気温でした。

 

そこでまずはストーブを点け

それから黄金のように輝いている

ぼくのはらこ飯弁当を見つめました。

 

(素晴らしい…)

 

(早く食べたい…)

 

(だが、冷たそうだ…)

 

真冬の中を一緒に歩いて帰って来たはらこ飯は

すっかりカチンコチンになっていました。

 

ストーブを点けたばかりの部屋も

まだ暖まっていませんでした。

 

(はらこ飯、あっためるか)

 

反射的にそう思ったんですね。

 

そして小学5年生だったぼくは

はらこ飯の弁当をレンジに入れて

ツマミをぐいっと捻ったのでした。

 

1分後。

レンジの中には

無残な姿に変貌したはらこ飯

が横たわっていました。

 

(いくらが……、白いだと……!?)

 

電子レンジのマイクロ波によって

芯まで加熱されたいくらは

黄金色の輝きを失い

澱んだ白色の球体となっていました。

 

(嘘……、だろ……!?)

 

ぼくはあまりの出来事に気が動転しつつも

(いや、まだワンチャンあるかも……?)

と淡い期待を捨て去ることができませんでした。

 

そして、

変わり果てたその白い物体を

恐る恐る、口の中へと運んでみたんです。

 

おえっ……。

 

触れたら弾けるような繊細さだったいくらは見る影もなく

いくら噛んでも噛みきれないゴムのような感触の

不味くて仕方がない物体になってしまっていました。

 

ぼくは泣きました。

 

もう少しで口に運ばれ

ぼくの欲求を最大限に満たしてくれるはずだった

ジューシーないくらの食感と味わいが突然奪われ

自分を保つことができなかったのです。

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はらこ飯事件から学んだ「今あるものに目を向ける」という感覚

ウィルスの蔓延によって

ワークショップが中止になるというリスクは

独立してから3年、考えたこともありませんでした。

しかもまだ終息の見通しが立ちません。

 

これは講師業をしているぼくにとって

本当に由々しき事態で

減り続けるお金を想像し

思わず取り乱してしまいそうでした。

 

ですがはらこ飯事件を思い出したことで

ふと我に返ったんです。

 

あの日のぼくは

いくらを食べることは

諦めざるを得ませんでした。

 

でも弁当箱にはまだ

暖かくなった鮭の切り身と

醤油で炊き込んだご飯が詰まっていたんです!

 

そのおかげで

ぼくは空腹を満たすことができました。

 

そして月日が経ち

ぼくはいくら事件のショックを乗り越え

大好きな家族と一緒に

大好きなワークショップでお金をいただきながら

健やかな毎日を過ごせています。

 

だとするならば

今回のコロナウィルスの騒動も

はらこ飯事件と一緒の結末になる

と見立ててもいいのではないか!と。

 

あの日のぼくには、

鮭の切り身と

醤油で炊き込んだご飯が残ったように

 

今のぼくには数カ月は暮らせるお金と

雨風をしのげる家、大切な家族

そしてワークショップの知見があるのだから!

 

そう考えたら

なんだか気持ちが軽くなりました。

 

ワークショップ以外の仕事で急場を凌ぐことも

ワークショップにとってイイ肥やしになるのでは!?

というアイディアも湧いて来たりして!

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落ち着いたら依頼をいただけると嬉しいのです。

とはいえ、ぼくはワークショップデザイナーです

 

ぼくはワークショップを通じてしか

この世の中に貢献出来ない

と常々思っているので

ワークショップを実施する機会が

このままずーっと無いのは本当に困ります。

 

なので今すぐにはとは言いませんが

コロナウィルスの終息が見えてきたら

またたくさんお仕事をいただけると嬉しいのです。

 

ぼくはもういくらを暖めることはできませんが

ワークショップの場は暖めることはできると思います。

 

もしワークショップの実施をお考えの方がいらしたら

workshop.design44@gmail.com

までどうぞお気軽にお問い合わせください!

 

コロナウィルスの問題がこれ以上大きくならず

無事に解決されますように。

 

人生を自分らしく!

相内 洋輔

 

 

お気軽にお問い合わせください!メールでのお問い合わせは workshop.design44@gmail.comへ!080-6002-6315 (ワークショップデザイン 相内宛て)受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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