ワークショップ 新人研修
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場作り屋の相内です!

仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど、

人が前進するための場作りを行っています!

 

今日は大学の授業に関わっている方から

最近の大学生についての話しを聞きました。

 

近頃の大学生は、

暇があればYoutubeなどで動画を見ているんだそうです。

 

興味深いなあと思ったのが

特に目的意識もなく視聴している人が多くって

huluやNetfrixなど他のメディアでも同じ傾向が強いんだそうです。

ぼくらが漫画本を手に取るような感覚なんでしょうか。

何も考えない時間も大事ですよね。

 

ただ、

受動的な刺激にだけ自分の時間を投下しているのだとしたら、

ぼくには恐ろしいことに感じられます。

 

ほとんど思考しなくてもいいということは、

本来は立派に発揮されてしかるべき知性や感性を

放棄してしまっているも同然です。

 

案の定、

自分の内側に湧いてくる心情や

身体感覚を言語化できない人が多く

反射的なやりとりが多い若者が増えているようです。

 

例えば

「私、この前新しくできたレストランに行ったの!」

「あっ!それ素敵!」

という会話があったとします。

 

ここで

「あっ!素敵!」と反応した生徒に

「何が素敵だと思ったの!?」と聞くと

答えられずに固まってしまうそうです。

 

ちょっと俄かには信じがたい話しでしたが

こうした若者が増えているかもしれない

という可能性を否定する材料が見当たりませんでした。

 

このような若者が社会人になったらどうなるのでしょう?

 

今日はそんな問いから探究を深め

新人社員向けのワークショップ研修案を考えみました。

 

実施目的とプログラム案

今回はこんな目的と構成で

新入社員研修を考えてみました!

 

実施目的

『社会人としての自覚』

とは何かを新入社員が自ら定義する!

 

プログラム案

09:00 挨拶、主旨説明、自己紹介、チェックイン、アイスブレイク

10:20 休憩

10:35 記憶に残っている企業の不祥事

12:00 昼食

13:00 チェックイン

13:10 あなたが生み出す『損失』の探究

14:30 休憩

14:50 あなたが生み出せる『価値』の探究

16:10 休憩

16:30 あなたは何を大切にしたいか~社会人としてのあり方~

17:30 全体シェア チェックアウト

18:00 終了

 

冒頭に問題視した

『思考する癖が無い大学生』

がそのまま社会人の門を開くと仮定して

 

教え込み型の新人研修ではなく

自分たちで考え答えを出すワークショップを通じて

個々人のあり方にパラダイムシフトを起こすことを意図しました。

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挨拶、主旨説明、自己紹介、チェックイン、アイスブレイク

始めに研修の主旨を説明し

自己紹介へと移っていただきます。

 

自己紹介は

小グループに分かれての実施です。

 

そのままチェックインも行い

いま自分の中にある感情や

体の状態や

湧いてくるイメージなどを持ち出します。

(チェックインの重要さはこちらでご覧ください。ここでは割愛させていただきます)

 

続いてアイスブレイクです。

今回の全体の構成には、

楽しく盛り上がれるワークが1つもないので

アイスブレイクはしっかりと盛り上がっておこうと思います。

 

ここでは、ぼくが自作し大学生の時からずーーっと使っている

あべこべエモーション』というワークがマッチしそうです!

 

あべこべエモーションとは、その名の通りあべこべな感情表現をしてもらう体操です。

使うのは『表情』と『声』の2つだけなので、どこでも、誰でも実施できます!

 

例えば、

『とっても嬉しそうな表情』『苦しい声』を出すとか、

『今にも泣きそうな表情』『陽気な声』を出すとか!!

 

これちょっと実際にやってみていただきたいんですけど、

面白いくらい全然できないんですよ笑

 

そう、本当に面白いくらい、

ぜんぜんできなくて盛り上がります(笑)

 

例えばですが

「ポケモンゲットだぜ!!」と

悲しい表情をしながら

嬉しい声を出してみてください!

 

全くできなくて笑っちゃうと思いますよ。

 

そして、

ここで感情のフタを開いておくことは

後のワークを展開していくに当たってとっても重要です。

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記憶に残っている企業の不祥事

続いて

『自分の記憶に残っている企業の不祥事』を観ていきます。

 

本当はこのパートをすっ飛ばして

午後に予定している

 

あなたが生み出す『損失』の探究

へ進みたいのですが

 

思考癖の無い若者をターゲットに置いているため

丁寧にステップを登る必要がありそうです。

 

そのためひとつワークを噛ませたいと思いました。

 

この時間はまず個人作業から始めます。

それぞれ思いつく限り

企業の不祥事を列挙してもらいます。

 

そして対比する形で

その報に触れた時、自分がどんな感情を持ったかを併記します。

 

その後、グループでシェアをし

なぜ不祥事は起こるのか?

不祥事を起こさないためには?

を議論していただきます。

 

どんな意見が出たか、

代表者数人に全体でシェアをしてもらい

午後のワークへのブリッジを作って昼食に入ります。

あなたが生み出す『損失』の探究

午後からはメインのパートへと進んで行きます。

 

始めに

あなたが生み出す『損失』

の探究をします。

 

タイトルを見ただけでぞわっと

背中が震えますね・・・。

 

このパートでは、

あなたがこの会社の社員として

社会の規範に反する不適切な行動を取った場合、どんな損失が生じるか

という問いに取り組みます。

 

このパートで重要なのは

「え・・・・?こんなにたくさんあるの・・・・?」

「うそ・・・・・。こんなところにまで影響が及ぶの・・・?」

と新入社員が青ざめるほどの気づきを得ることです。

 

そのためにこのパートでは

最低でも100個

の損失を探していただきます。

 

え?100個も!?

なんて驚かないでくださいね。

 

会社全体、部署、課、同僚、

取引先、関連会社、その先にある会社、

そこで働く従業員、その家族、株主、消費者、

自分の家族、未来、人生、etc..

 

と考えていくと、

100個なんてあっという間です。

数個しか想像できないようではお話しになりません。

あなたが生み出せる『価値』の探究

つづいて、

あなたが生み出せる『価値』の探究へと進みます。

 

正直に言うと、

ぼくはネガティブアプローチが好きではありません。

だから前述のワークは嫌いです(笑)

 

ただ、

ネガティブなことを想像して背中が寒くなる体験や

ネガティブなことを考えたうえで

ポジティブなことを想像すると

光と影のコントラストがくっきり浮かび上がる

という作用は貴重です。

 

だから、

出口はポジティブな問いに取り組みたいと思うのです。

 

ここでは、

あなたがこの会社の社員として

しっかりあなたの役目を果たすことができたならば

あなたはどんな価値を作り出せていると思いますか?

という問いに取り組んでいただきます。

 

先ほどと同じくこちらも100個に到達するよう

想像して想像して想像し尽くしていただきます!!

2つの探究を活性化する仕掛け

この2つの探究は

そのままではアイディアが膨らまず機能しないと思うので

幾つかの仕掛けが必要になります。

 

1つめは、途中で共有する時間を取ることです。

 

最後にどーんと意見を教えてもらうのではなくって、

 

検討→共有→考える視点の提供→再検討

という流れを踏むべきだと感じます。

 

そうすることで、

自分たちの考えがどれだけ偏っていたか

見えていない視点があったかを痛感することができ

ぜんぜん甘いという自覚が生まれます。

 

2つめは、可視化をすることです。

オーソドックスに模造紙とポストイットでも可能ですが

 

企業研修の質をより高めるためには

Googleのスプレッドシートに打ち込んでいく

という形式が最高にフィットすると思います。

 

スプレッドシートに各チームのシートを用意し

損失を入力していきます。

 

そして途中共有と最終共有の際は

それらを画面に投影することで

他のチームにも一目で伝えられる状況が作り出せます。

 

はっ・・・!

が作られれば作られるほどGoodなので

見るだけで理解できる仕掛けは非常に重要です!

ファシリテーターとしては、

欠けている視点をフィードバックするにも最適です。

 

3つめは先輩社員の協力です。

ぼくはこの2つのワークを実施するなら

各チームにテーブルファシリテーター

を務めてくれる先輩社員を配置したいです。

 

なぜなら、

新入社員が頓珍漢なことを語っていたら軌道修正し

意見出しに困っていたら

呼び水となる視点を提供できる存在がいたほうが

このワークの実りが深まると思うからです。

 

特に、課長クラスが協力してくださったら

とてもいい場になると思います。

 

多くの研修の場合は

協力してくれる先輩社員には何も残りませんが。

これらの探究であれば

課長クラスの社員にとっても

入社3~5年目程度の若手社員にとっても

有意義な時間になるのではないでしょうか?

あなたは何を大切にしたいか~社会人としてのあり方~

そして最後に、

あなたは何を大切にしたいか

という問いに対する答えを自分で見つけ出します。

 

ぼくは敢えて

社会人として何が大切だと思いますか?

という問い方ではなく、

 

あなたは社会人として

何を大切にしたいと思いますか?

と問いたいと思っています。

 

大切なことは既に決められていて、

どこかに確からしい答えがある、教えてもらえる

などとはゆめゆめ考えていただきたくないからです。

 

大切なことだからこそ、あなたが決める。

そこにその人自身のあり方が現れ

あり方から適切な行動が生み出されます。

 

ここでは少しだけ講演の時間も織り交ぜて

あり方(being)が行動(doing)を生む

という考え方を届けたいです。

 

そして、自分自身が、社会人として、

この会社の一員としてどうありたいかを

言語化しみんなに共有していただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ぼくは

新入社員研修とワークショップは

とても相性がいい

と思っています!

 

特に、あり方がシフトするためには

内発的な動機付けが不可欠です。

 

これは座って話しを聞いているだけではなかなか作られません。

 

ワークショップで感情を揺さぶったり

気づきを意図的に作ったりしながら

自分と、社会と向き合ってこそ、そこに違いが作られます。

 

ぼくは、だからワークショップが大好きです。

 

いつか新入社員研修を、

いくつもお受けできるようになればと思っています。

 

もしご興味がある方がいらしたらご連絡ください。

参考:構想を練るに当たって参照した書籍

人生を自分らしく!

相内 洋輔

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