新規開園する保育園でのチームビルディング・ビジョン共創ワークショップ!

場作り屋の相内です!

私は仙台を拠点にワークショップの企画運営やファシリテーション、

コーチングなど、人が前進するための場作りを行っています!

 

33歳になり、同年代の友人が要職に就くという報告が増えてきたこの頃です。

つい先日も旧い友人から、

新しく開設する「保育園の園長に就任する」という報告がありました。

一緒に苦楽を共にしてきた友人の活躍は素直に嬉しいですね!

 

今日はそんな友人の更なる活躍を意図して、

新規開園する保育園でのチームビルディングと、

園のビジョンを共に創るワークショップについて案を考えてみました!

 

実施目的とプログラム案

今回は10~15人ほどの保育士さん、施設のスタッフが初顔合わせをする!

という設定でワークの流れを検討しました。

 

実施目的

・『スタッフどうしが安心して一緒にいられる関係を作る』

・『自分たちの園をどんな空間にしたいか語り尽くし、言語化する』

 

上記の目的を達成するのに、

1日では短すぎると感じたので、今回はゆったり2日間のワークです!

(もし合宿できたら最高ですね!)

 

Day 1 相互理解!

09:00 挨拶、主旨説明、自己紹介、チェックイン、アイスブレイク

11:00 休憩

11:15 チームビルディングゲーム

12:00 昼食

13:00 チェックイン

13:10 トークテーマ付きTea Party

14:30 休憩

14:50 Where I’m from Poem

16:20 休憩

16:35 リフレクション・チェックアウト

17:15 終了

 

Day 2 理想の園を描く!

09:00 挨拶、チェックイン、アイスブレイク

09:30 保育の成功・失敗を定義する!(休憩含む)

12:00 のんびり昼食

13:30 どんな保育園を創りたいか

15:00 休憩

15:15 ポスターセッション

16:30 休憩

16:45 リフレクション・チェックアウト

17:30 閉会

保育士のチームビルディング

 

こちらからPDFもダウンロードできます

新規開園する保育園でのチームビルディング・ビジョン共創ワークショップ!

 

自己紹介 / チェックイン(30分程度)

初めてのメンバーどうしなので、まずはオーソドックスに自己紹介を進めます!

保育士さんなので、

自分がどんな園児だったかとか、

好きな手遊びや得意な遊びなどをシェアしてもらうと相互理解が進みそうです!

また、なぜこの園に転職することを選んだのかもシェアしたいですね!

 

その後チェックインに進みます。

以下は私のブログからの引用です。

チェックインとは、会やワークが始まる際に、

今の自分の気持ち、体の状態、感じていること、この場をどう過ごしたいかなどを、

参加者一人一人から持ち出してもらう時間です!

 

チェックインでは、自分が思っていることを何でも持ち出してOK!

例えば「眠くてぼーっとしています」「あんまりやりたくないです」「何が起きるか不安です」

といった、一見ネガティブに感じられることも自由に共有し合います。

 

なぜかというと、

こんな気持ちを出してもいいんだ!ここは安全な空間なんだ!

と参加者に感じていただくことから、旺盛な自己開示が始まっていくからです!

 

自己開示の無いワークショップは成り立ちません。

 

なので私のワークショップにはほぼ必ずチェックインの時間が設けられています。

全ての始まりはチェックインから!!

 

チェックインはとても大切です!

 

お互いを知るゲーム(40分程度)

続いて、お互いがどんな人なのかをもっと詳しく知りあいます!

ここでは手始めに、

お互いの『共通点』『相違点』を探すインタビューを展開しようと思います。

 

参加者は紙とペンを持って、制限時間内でできるだけ多くの人と話をします、

そこで自分との共通点、相違点を探してメモしてくるのです!

 

例えば1人目の人との共通点が『焼き肉が好き』、

相違点が『休みの日はノンビリしている・アクティブに出歩いている』

という項目だったとしたら、2人目以降は、

これらとは異なる要素の共通点・相違点を探しましょう!

 

どのような共通点、相違点があったかは最後に全体でシェアをしてもらい、

模造紙に張り出しておくと、その後の関係作りにプラスに働きそうですね!

 

名札作り(40分程度)

このパートは、

保育士さんだからこそ機能しそう!と閃いて入れました!

まずは2人がペアになって、お互いのことをインタビューし合います。

どんな人生だったのか、どんなあだ名で呼ばれてきたのか、

何が好きで、何に喜びを感じ、これからどう生きていきたいか・・・etc

などなどいくつかのヒントはお渡ししたうえで、お互いのことを自由に聞き合います。

10分ずつくらいがいいでしょうか。

話しを聞き終えたら、お互いにメッセージカードを交換します!

(メッセージカードを交換する意図はこちらごご覧ください)

 

それが終わったら、

インタビューをした相手のために20分間で名札を作ります!

厚紙を用意して、自由な形に、そして自由なスタイルで相手の紹介をしましょう。

 

あだ名や好きなものを書いてもいいし、

その人の取り扱い説明書を作ってもOKです!

たくさんのことが書けるように、首からぶら下げるスタイルがいいかな!

手作りの名札

どんなものが出来上がってくるかワクワクしますね!!

 

チームビルディングのゲーム(40~50分程度)

ゲチームビルディングームは「インパルス」と呼ばれるアイスブレイクから入りたいです。

お互いが触れ合うような機会を設けるのが狙いです。

人は不思議なくらい、

触れた相手への愛着や好意が増しますし、自分の安心感も高まります。

以下は私のブログからの引用です。

インパルスは、まず一重の円になって両隣の人と手をつなぎます。

そして誰かが起点となってつないでいる右手をぎゅっと握るんです。

手を握られた人は、同じように右隣の人の手を握って行きます。

そうすると円に沿って握手が一周します!

その秒数を測っておくのです。

 

直後に「今は30秒だったので、10秒早くやってみましょう!」と盛り上げたり、

「今の時間の半分でできるでしょ!!」と煽ったりすると、わっと会場が湧きます。

 

今回は10~15人と人数が少ない想定なので、

「5秒以内で!」とか「3秒に挑戦しましょう!!!!」なーんて声がけが盛り上がりそうですね!

 

それからマシュマロ・チャレンジへと進み、チーム対抗でワクワク競います。

マシュマロ・チャレンジの説明に関してはこちらの株式会社ハートクエイクさんの

サイトがとても分かりやすかったのですが、

端的に説明すると、

パスタとちょっとだけの文房具を使って、

どれだけ高い位置にマシュマロを留めておけるかを競うゲームです!

あのTEDでもこのアクティビティの効果がプレゼンされているんですよーー!

とっても楽しいゲームです!

マシュマロタワー

 

トークテーマ付きTea Party(90分)

お昼休憩を挟んだ後は、

伸びやかな空気の中でゆったりと語らう時間を設けようと思いました。

仕事が始まれば自分のペースではなく、

子どもたちの状況に合わせ機敏に立ち振る舞われる保育士さんたちですから、

最初の会くらいノビノビとした空間の中で交流して欲しい!

そんなことを思ったからです。

 

アフタヌーンティーとコーヒー、クッキーや果物などを用意して、

それらを囲みながらみんなで一緒にいる。

それだけでも、すごーーく、安心すると思うんです。

 

ただ、私はちょっと欲張りなので、

ゆったりはしつつも、以降の時間を進めていくうえでキーとなりうるヒントや閃きも、

この時間の中から生まれてくればなお素晴らしいと考えます。

 

そこで活用したいのが「てつがくおしゃべりカード」です。

このカードに書かれた問いを話し合いながら、

お互いのことを知りあったり、

保育に関する感覚を擦り合わせたり、

どんな園にしていきたいか意見交換をしたり、

そんな風に時間を使えれば素敵ですね!

 

てつがくおしゃべりカードには50の問いが用意されていますが、

『おしおきって何かの役に立つの?』

『だれかと一緒のほうがいい考えが出てくる?』

『おバカな赤ちゃんっている?』

『だれかがあなたの未来を盗むことはできる?』

『学校では好きなことができる?』

『ゼッタイに変わらないものは何?』

『お父さんも赤ちゃんをうめるようになったら何がどう変わる?』

『何がふつうかを決めているのはだれ?』

などのカードを置いておいて、好きなように話してもらうのがいいと思います。

てつがくおしゃべりカード

ただし、あくまで第一優先の目的は、参加者みんなの安心感が創られることなので、

会話から何かが生まれることはあまり期待しすぎないように進行するのが肝です。

急いては事を仕損じる!

 

 

Where I’m from ポエム(90分程度)

1日目の最後は、私がチームビルディングを行う際に必ず使っている大好きなワークで!

思い入れのあった場所や、愛着を持っていたもの、大切な思い出などを

「私は_____________から来ました」という構文に乗せて紹介しあうワークです。

↓詳細と私のポエムはこちらから!

 

この簡単な構文に自分の大切なものを入れて、完成したポエムをシェアし合うだけで、

不思議なくらい作者への愛情や親近感、敬意や好意などが湧き上がって来ます。

 

人と人との距離を縮めるのは、過ごした時間の多寡ではなく、

どれだけ深くお互いの心が響き合ったかなんです。

 

このワークは安心安全な空気が醸成されていないと機能しないので、

1日を通してこのワークをしっかり行えるだけの空間を整え、

お互いの心が触れ合うような時間をご提供したいと思います。

 

ポエムを書き、お互いに披露しあった後は、皆で手書きのメッセージカードを送り合います。

手書きのメッセージ

 

リフレクション / チェックアウト(45分程度)

1日目の閉幕を迎えるに当たって、

それぞれが今日どんなことを感じたか、

これからについてどんな思いが湧いてきているかなどをシェアしあいます。

そして翌日に向けた気持ち作りを行っていきます。

 

チェックアウトでは、

少しだけ翌日への宿題を出させていただけると有難いです。

「保育の成功とは / 保育の失敗とは」というテーマで各自が思うことを考えてきていただきます!

ワークショップ 自己紹介 思い出す

 

保育の成功 / 失敗を定義する(休憩含め150分程度)

そして2日目のスタートです!

冒頭にチェックインと簡単なアイスブレイクを済ませたあと、本題へと進みます!

(2日目のアイスブレイクは参加者にお願いしてもいいですね!)

 

実施目的の一つである、

『自分たちの園をどんな空間にしたいか語り尽くし、言語化する』

というゴールに向かっていきましょう。

 

始めに、自分たちの体験をシェアすることから場を深めていただきたいと思います。

  1. 保育をしていて嬉しかった出来事
  2. 保育について後悔している瞬間、失敗したと感じている対応

を話していただき、模造紙にまとめていきます。

2チームに別れるのが良さそうですね。

 

特に後悔や失敗についての体験は重要です。

未来へのヒントが詰まっていますし、

過去の後悔や失敗を持ち出しみんなに受け取ってもらえることは、

とても力づけになります。

 

次に、少し頭を振って下記の問いを考えていただきたいと思います。

  1. 日本の当たり前にしたい保育とは?
  2. 悪魔に魂を売ってでも実現したくない保育とは?

 

これらについて考え、

出て来た意見をシェアしあったうえで、未来を想像する問いを投げます。

 

「5年後にこの保育園が日本中から羨ましがられている保育園になっていたとしたら、

どんなことに取り組んだ結果ですか?」

 

この問いに取り組んで午前中は終了です!

ワークショップ研修・コーチングセッションからの前進のイメージ

 

たっぷりお昼休憩(90分程度)

たくさん議論する午前中なので、休憩はゆったり取りましょう!

お昼寝もいいですねー!

 

どんな保育園を創るか!(210分程度)

さあ、そしていよいよ2日間の集大成です!

 

シンプルに「自分たちはどんな園を創りたいか」

をテーマに話し合っていただきます!

 

大切なのは自分たちの内側からこれがやりたい!

という意図が現れてくることです。

 

そのためここからは、

私は極力リードをせずに、参加者の自主性に委ねて行きます。

 

定義を明確にするための問いかけや、

議論を深めるために真逆の問いかけをするなど、少し介入することがある程度です。

理想の保育園

 

議論が集束して来たらポスターの制作を持ちかけます。

1枚の模造紙に、

「どんな保育園を創るか」

「そのために大切にすること」

を絵と共にまとめてもらうのです!

出来上がったポスターは職員室に貼っておけるように!

 

ポスターが完成したら、最後の問いを投げかけます。

 

「ここに書いてあることを実現するために、あなたはどんなあり方で、

園児・保護者・先生やスタッフと関わりますか?」

 

日本人はあり方をすっ飛ばしてやり方を考える傾向がありますが、

「道」のつく日本の伝統文化が等しく説いているのは、

どうあるか

です。

 

あり方からは行動や思考が生まれますが、行動からあり方は生まれません。

順番が全く違うのです。

 

そしてあり方が定まっているということは、

立ち戻る場所が確立されているということ。

 

多少のトラブルや、辛いことがあったとしても、

立ち戻る場所がある人はしなやかです。

あり方の探究

 

このことを分かりやすく講義したうえで、

自分はどうあるかを宣言し合ってもらいます!

 

リフレクション / チェックアウト(30分程度)

それから、

この2日間を振り返った感想と、未来への期待をシェアしてもらい、

全員でメッセージカードを送り合います。

 

1日目に初めて会った時の表情や空気感と、

この時間ではどれだけの変化が起こっているか!

 

想像するととても楽しみです!

思わず身震いするような違いが創れていると嬉しいな。

 

まとめ

ここまでしっかりチームビルディングと、

ビジョン作りを一緒にやれる園があったら、

園児も、保護者も、先生も幸せだろうなと心から思います!

 

そして、

以降も定期的にセッションをする時間を設けていけば、

とても素晴らしい園になっていくのではないでしょうか!

 

私個人としてはこのセッションを機に、

日常的にメッセージカードを送り合える職場になったら嬉しいなぁ。

 

もしご興味持っていただけた方がいらしたら、お気軽にご相談ください。

真心を込めて場作りします!

電話: 080-6002-6315

メール: workshop.design44@gmail.com

 

企画概要・料金はこちら

新規開園する保育園でのチームビルディング・ビジョン共創ワークショップ!

 

構想やワークの参考書籍など

 

 

 

私がワークショップを始めた動機

『人が自由に自分の意図に沿って前進できる世界』を目指して!

 

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人生を自分らしく!

相内 洋輔

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