ストーリーシェアの力!~あなたの体験には価値がある~

場作り屋の相内です!

私は仙台を拠点にワークショップの企画運営やファシリテーション、

コーチングなど、人が前進するための場作りを行っています!

 

私のワークショップは、

自分がどう感じたのか、どんな体験をしてきたのかをシェアする時間

を多く取っています。

 

人の体験はとてもパワフルで、

誰かが頭で考えたことや知識よりも、

鮮烈に場に違いを作ることがよくあるからです!

 

ワークショップの場って、どうやったら深まるんだろう??

と悩んでいる方がいらしたら、

シェアの時間を増やすことが打開策の1つになるかもしれません!

 

今日はそんな体験をシェアさせていただきます。

 

シェアの時間にふざけ出す参加者

40人ほどの高校生と合宿をしていた時のことです。

 

シェアの力は人の心を動かす!

と思っている私ですから、この日もシェアの時間は多め。

各ワークの締めくくりに「全体シェア」の時間を設計していました。

 

ところが・・・!

この会はいつもと様子が違いました。

 

シェアの時間の度にふざけ出す参加者が数人いて、

毎回はいはいはいはい!!と手を上げてくるんです。

 

しかも自分に起きたこと、自分を持ち出した感想の共有ではなく、

すごく自己満足的な話しを一方的にして終わり。

笑いを狙ったりもしているのですが、酷く滑っています・・。

 

その度に他の参加者の目がうつろになっていって・・・。

シェアの時間は重苦しい空気が流れるようになってしまいました。

 

場の転換

このままじゃまずい・・・。

シェアの時間を取る度に空間が濁ってしまう・・・。

それどころか、ワークショップの時間が参加者一人一人だけのものになってしまう。

ワークショップは人と人が交流し合って、触発を生むことで深まるのに・・・。

 

ファシリテーターを務めていた私は大変焦りました。

ふざけたシェアをしている参加者を一度外に出して、

2度とくだらないシェアはするなと、きつく制止することも頭によぎったのですが、

それはそれで全体の空気感に影響を与えますし、

何より私のやり方に反しています。

 

そこで私は、改めて全体の場に向けて、こんな話をしました。

 

「ぼくは、できるだけたくさんの参加者に、

今自分の中に起こっていることをシェアして欲しいと思っています。

 

私なんかが話していいのかなとか、

こんな風に感じているの自分だけなんじゃないかって、

不安に思っている人もいるかもしれませんが、

 

ここにいる一人一人が自分が感じていることを持ち出すことで、

私もそう思っていたの!と自信を持てる人が現れたり、

そういう考え方があったのかーー!と世界が拡がる人が現れたり、

私も頑張ってみよう!と前向きな行動が生まれたり、

シェアが生み出す影響ってとってもパワフルなんです!

 

だから、この空間ではなるべくたくさんの人に、自分のことを持ち出して欲しいんだ!」

 

と!!

 

 

場の空気を一変したシェア

それから改めて参加者に問いました。

「誰かシェアしてくれる人はいませんか??」

 

そうしたら会場の奥のほうで、すーーーっと手が上がったんです。

 

そしてぽつぽつと、自分がいま感じている気持ちを語り出してくれました。

「私はふだん、人前で自分から手を上げて話すことは無いんですが」

と、静かだけれど芯がある声に乗せて、

自分がワークを通じて感じた偽らざる気持ちを、誠実に誠実に話してくました。

少し震えているようにも見えましたが、

それがむしろその人の存在そのものを感じさせて、参加者はみんなくぎ付けでした。

 

そして、すっとマイクを置いた瞬間、

まるでみんな息を吸うことを忘れていたのかのように、

はっと現実に戻って来て、

 

でもまだ心の中にはさわさわと波紋が残りつ続け、

それぞれが自分の内側と向き合っている様子がありありと感じられました。

ほんの束の間、会場が静寂に包まれた瞬間でした。

 

すると、ぽつり、ぽつりと、堰を切ったように、

「私もシェアをしたいです」と手を上げる参加者が後に続きました。

 

そこからはシェアをしながら泣いてしまう人、

シェアを聞いていて涙を流す人も現れ、

人と人の存在どうしが触れ合い、

お互いに触発しあう場へと場が切り替わりました。

 

私はほっと胸を撫で下ろしました。

 

まとめ

シェアをするのは好きじゃない。

私の話すことなんて大したことない。

私の話しなんて聞いてもらえない。

 

シェアに対して、こうした気持ちを抱かれる方は多いと思います。

何を隠そう、私もそうです!

人にはシェアをして欲しいと伝えるわりに、

自分がシェアをするときはドキドキしたり躊躇ったりします。

 

でも、シェアの力って本当にパワフルで、場に違いを生み出します。

唐突ですが、我々人間は、自分ひとりだけで自分を理解することはできません。

かの有名な心理学者カール・ユングが、

人は自分自身については暗闇の中にいるのも同然です。自分を知るには他人の力が必要です。

という言葉を残しているように、

自分を知る上でとても有効なのが、人の体験に触れることです。

人の体験を自分事として引き当てて、思考を展開し、自分の形を探る。

そうすることで、よーく自分が見えてきます。

 

ワークショップは参加者どうしの交流から、新しい価値が生まれますから、

いまいち場が深まらないなあと感じている方は、

ぜひシェアをしあう時間を意図的に大切にしてみてはいかがでしょう。

 

これまでとは違う発見があるかもしれませんよ!

 

最後に、私の体験もシェアさせていただきます。

よろしければこちらもご覧ください!

 

私がワークショップを始めた動機

『人が自由に自分の意図に沿って前進できる世界』を目指して!

 

私の挫折体験

リクルートで『ダメ社員』のレッテルを貼られた私が転職して生まれ変わった話し

 

人生を自分らしく!

相内 洋輔

 

 

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