グローバルリーダーシップアカデミー
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場作り屋の相内です!

私は仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど、

人が前進するための場作りを行っています!

 

3月8日から10日までの2泊3日で

TOMODACHI Global Leadership Academy 2019

の運営をしてきました。

 

合宿プログラムの策定と

当日の全体ファシリテーターは今年で3回目でした!

 

30名の高校生と6名の大学生リーダーと一緒に

楽しく真剣にワークショップを展開してきました。

グローバルリーダーシップアカデミー

2019年のテーマ!

今年は「世界がうらやむ東北の10年後を創造しよう!」

を全体のテーマに定めプログラムを作成しました。

グローバルリーダーシップアカデミー2019のテーマ

狙いは2つあります。

 

1つは東北の明るい未来を想像し

いまから行動を起こして行って欲しいから。

 

もう1つは

定義が曖昧な問いを探究することで

答えが無いものを問い続ける習慣を身に付けて欲しいからです。

 

哲学するクセって

日本ではあまり重要視されていないように感じますが

私は哲学は全ての土台で、

人生の質を左右する大きなポイントだと思っています。

 

答えが無いものを問い続けるのは疲れるし

独りでトライするのは辛い時もあるから

こうした場で「問い続けるって面白い!」

「深く探究するとこれまでとは違う世界が拓ける!」

という手ごたえを持ってもらえたら!

 

今回は多くの参加者が

本質を問い続けるからこそ多くの人からの理解が得られるんだと思った

と感想共有をしてくれました。

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2019年のプログラム!

2泊3日って時間がたくさんあるようで

意外とあんまりないんです。

 

そのためワークの配分にはとても気を遣うのですが

今回はとてもバランス良く

インプットとアウトプットの時間を分けることができました。

直面的なインプット

この合宿の一番のポイントはどこだろうか?

自分で創ったプログラムに目を通した時

合宿全体の出来を左右するだろうターニングポイントが観えました。

それが1日目のオープニングで設けた、

10分のインプットの時間でした。

 

普段はもう少し大きな単位のワークショップがポイントとなることが多いのですが

今回に限ってはこの時間で参加者の目を覚まし

プログラムへの期待をぐっと高めることができたら成功!

うまくいかなかったら並みの結果で終わってしまうのだろうな。

そんな予感を覚えました。

 

そうして四苦八苦した末に扱わせていただいたのが『FACTFULNESS』です。

同書に記載のある

世界の事実をどれだけ正しく捉えることができているか

を測るためのクイズを使わせていただき

 

いかに自分が思い込みによって毎日を生き

その思い込みによって歪められた現実に基づき

意思決定をしているのか

という事実に直面してもらおう。

 

そして、

世界を正しく知るためのあり方や

知識の習得の仕方を示し

知的好奇心を引き出そう!と設計しました。

 

幸い、同書に記載のあるGap minderという英語のサイトを覗いてみたら

クイズを始め『FACTFULNESS』にまつわる様々な資料がフリーでダウンロードできました。

(DLはこちらからできます)

 

そのうちの1つがこのクイズのスライド!

FACTFULNESSのクイズ

※https://www.gapminder.org/downloads/より引用

世界全体のことを扱っているし、英語だし、

Global Leadership Academyとの相性もバッチリ!

 

そして見事に

人は思い込みによって

どれだけ現実を歪めて捉えているか

を会場中が体感してくれました。

 

factfulness-ten-dramatic-instincts (1)

※https://www.gapminder.org/downloads/より引用

締めには、人の認知を歪める10個の本能を紹介しました。

哲学的な探究

2日目には

答えが無い問いにどんな答えを出すか

自分たちで議論し探究する時間を設けました。

 

フックに使ったのは『てつがくおしゃべりカード』

誰かと一緒のほうがいい考えが出てくる?

 

チームでアイディアを創造する2泊3日なので

「だれかといっしょの方がいい考えが出てくる?」

という問いで議論を交わしました。

 

参加者は、

だれかって誰だろう?

独りのほうがいい考えが出る時もある?

いい考えってそもそも何?

と様々な角度から意見を出し合っていました。

 

その後、本題である

「世界がうらやむ東北の10年後を創造しよう!」

に踏み込んでいきました。

 

まず始めに、

自分が何かをうらやましいと感じる時はどんな時か

その背景にはどんな感情や理由があるのかを探りました。

あなたが何かをうらやましいと思う時は?

大きなテーマを考える時に

私はこうして間に自分事として考えられるステップを挟むことを好みます。

 

突然大きなテーマを扱うと

議論が空中にふわふわと浮いて

それっぽいことを話して終わってしまうことが多い

と感じているからです。

 

だから足がかかりを作ったのちに、いざ本丸へ!

東北が世界からうらやましがられるとは?

今回はせっかくなので、

東北が世界からうらやましがられるなら

東北の文化や風土や歴史や人柄とは

全く関連がない新しい東北になってもOK?

という問いもセットにしました。

 

ここにどんな哲学を持つかで

アイディアの方向性ががらっと変わるので!

アイディアの創作

こうして曖昧な定義について語り合い

自分たちなりに言語化したうえでアイディアの制作に進みました。

 

今年の発表形式は

10年後のある日のNetニュースを作成する!

という形式にしました。

10年後のある日のニュースを考える!

世界からうらやましがられている象徴的な状態をニュースとして考えてもらい

そのニュースが報道された時の見出しや

世界の読者コメントを想像してみる。

 

創造力を働かせやすいフレームだったのか

各チームとも面白くユニークなアイディアを生み出してくれました!

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今年のハイライト

今回参加してくれた若者の中には、

私がSoftBank時代に担当していた

TOMODACHIプログラムで一緒に渡米した生徒が何人もいました。

当時は高校1~3年生だった彼ら、彼女たちが

今となっては高校3~大学2年生になり

グループのまとめ役、大学生リーダー、運営スタッフとして

一緒に場を創り上げてくれたことはすごく感動的な体験になりました。

 

特に、高校生の時には猪突猛進で

自分が思ったことをドンドン発言していくタイプだった子たちが

大学生リーダーとして一歩身を引いて

高校生の意見を引き出す接し方に徹していた様子には特に驚かされました。

 

誰に言われるともなく

そうした接し方で臨もうと自分たちで決めて来たんだそうです。

 

きっとたくさんのプログラムに参加し

受容的な立ち居振る舞いをしてくれる大人と多く出会い

今度は自分たちがそうする番だと思ってくれたのでは!

一緒に渡米した若者の成長に驚く

こんなに短期間で、

全く別人のようなリーダーシップを発揮できるようになる若者たちの

前向きな姿勢と柔らかさには、舌を巻くばかりでした。

 

こうした意欲ある若者たちの成長を

継続して何年も見続けて来られたことは

自分にとってとても豊かな体験になっています。

TOMODACHIが東北で果たしてきた役割

TOMODACHI Global Leadership Academyは今年で7回目となる開催でした。

こうした活動の発端は、東日本大震災の発災にあります。

TOMODACHIイニシアチブとは、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す公益財団法人米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップです。

 

震災で失ったものの大きさを思うと未だに胸が詰まりますが

震災後の東北では、海外へと旅立つ機会を得る若者が増えたと同時に

国際的なリーダーを迎え入れ

世界の先進的な価値観や事例に触れる機会が増加しました。

東北には世界中が目を見張るような回復力があり

情熱に溢れ、革新的な取組が次々に生まれています。

 

私は、こうして次世代を担う若い人材が集結して切磋琢磨したり

知見を拡げたりできるプログラムが長く続いていることは

とても価値のあることだと思っています。

 

次世代を担う新たなリーダーの卵たちは、東北のこれからを照らす光です。

そうした人材を育成する場を

幅広く提供してきているTOMODACHIが果たした役割と

 

活動に賛同してくださり

資金や機会の提供をいただいた企業やNPOの皆様には感謝が尽きません。

 

今日であの日から8年が経ちます。

もう8年という気もするし、まだ8年という気もします。

今日が早く終わって欲しいとも思うし

命を想う時間として大切にしたいとも思っています。

津波は私から友人や先輩を奪いましたが

一方で多くの新たなご縁を運んでくれました。

 

震災のことは未だに割り切れないことも多く心に残り

たくさんの矛盾と共に生きている日々ですが

その中でもTOMODADCHIとの出会いは大切なご縁の1つです。

 

このご縁を大切に、

今後も東北のために貢献出来たら

私にとってはこの上ない喜びです。

 

人生を自分らしく!

相内洋輔

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