グリーンブック
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ワークショップデザイナーの相内です!

 

ぼくは

ワークショップを設計する時に大切なのは

「人間についてよく知っていること」

だと思っています。

 

そこで2020年はたくさんの映画を視聴し

人間についての理解を深めようー!

と決めました。

 

一作目に選んだのは

Green Book』です!

 

ワークショップデザイナーとして

感じたことをまとめました。

Green Bookから深く知った黒人への差別

Green Bookは、黒人差別が強く残る、

1962年のアメリカを舞台にした映画です。

 

Green Bookという映画のタイトルは

黒人専用の旅行ガイドブックのこと。

各州で黒人が利用可能なお店

がリストアップされています。

 

黒人差別がどの程度のものだったのか

ぼくは正直あまり詳しくなかったので

 

(嘘だろ…?)

 

(これがつい50年前のこと…?)

 

と全編を通じてすごく驚かされました。

 

黒人が泊まれないホテル

入店できないレストラン

夜間の外出禁止令など

 

よく人間をここまで差別できたものだと

当時の人々の民度の低さに正直ガッカリ。

怒りが湧いてくるシーンも多くありました。

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分かり合えない2人の心がつながる瞬間は感動的!

一方、最初はお互いに全く相容れなかった

黒人ピアニストのドクター・シャーリーと

イタリア系の白人トニーが仲を深めて行く様子が

とても微笑ましかったです。

感動した。

 

最初は理解しあえない2人が

いつのまにか大切なパートナーになるって

よくある物語の構図ですが

 

それでも感動できるのは

「分かり合えない」を乗り越えることは

人にとってすごく大きな価値を持つ体験

だからなのかもしれません。

 

これは現代社会や

ワークショップの場においても

本質的な要素であると感じました。

 

トニーは自宅にやってきた黒人の電気工事士

が口をつけたグラスを

顔をしかめながらゴミ箱に捨てる

という描写が差し込まれるくらい

根っからの黒人嫌いで

家族も黒人への偏見を強く持っていたし

 

イタリア系の仲間が

「黒ナスに仕えるなんて辞めちまえ」

と吐き捨てる描写があったことからも

 

黒人と白人の2人が仕事を共にし

お互いを尊敬し合うなんて

当時では考えられなかった出来事なんだろうな。

全編を通じて「対比」が印象的でした

『Green Book』は試合終了後の甲子園球場に似ている

と感じました。

 

甲子園って試合が終わると

買ったチームは笑顔で校歌を斉唱し

負けたチームは泣きながら砂を集める

というシーンに象徴されるように

勝者と敗者の姿がとても対照的です。

 

光と影が際立つせいか

あの時間は見ている人の心に鮮明に残りますよね。

 

これと同じようにGreen Bookでは 

白人と黒人

上流階級と下流階級

楽天家と現実家

大富豪と貧民

大家族と孤独

上品と下品

思慮深さと浅はかさ

思考と衝動

本能と理性

仲間と敵

 

などなど対照的な事柄がたくさん描写されていて

様々な感情を抱かせるスパイスとして

とっても効いていました。

 

また、それぞれの登場人物が

こうした枠の中にすっぽりハマっていたおかげで

彼らの考えがとても分かりやすかったです。

 

あいつならきっと次はこう行動するぞ!

って容易に想像できる感じです。

 

でもふとした時に

登場人物それぞれが

枠の中から外れた言動を見せてくれるため

 

この人、変わろうとしているんだ!

 

ということがダイレクトに伝わってきて

胸に響きました。

 

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが

最後のシーンなんてまさに!!

 

お互いの枠を飛び出た2カ月だったことが

言葉にしなくってもよく分かる瞬間でした。

全体への感想

個人的には『Green Book』を見ていて

最後までハッキリと語られなかったなあ

と感じたのが

  1. ドクター・シャーリーは何を背負ってピアノを弾いてる?
  2. 2人の心の壁が消えたきっかけは?

という点でした。

 

きっとこうだろう!

というところまでは想像できるのですが

明示はされていなかった気がします。

 

これからご覧になる方は

自分なりの答えを探してみると面白いかも!

 

分かり合えなかった2人が

ある日を境に分かり合えるようになったのはなぜ?

 

という問いはとても良質で

そのままワークショップにも使えそうです!

良い映画には

良い問いがあるのかもしれませんね。

 

Green Bookは

作品賞・助演男優賞・脚本賞

の3部門でアカデミー賞を受賞しただけあって

見ごたえのある一作でした。

 

名言だなぁ参考にしよう!

と感じる言葉もチラホラあり

 

当時のアメリカがどんな世界だったのか

が非常によく分かり

 

娯楽としてだけではなく

教養のためにも良き映画だと思います。

ぼくにとってはあっという間の2時間でした!

 

余談ですが、

トニーの妻ドロレスがとても素敵な女性で

作品において重要な存在になっています。

リンダ・カーデリーニという女優が演じてるんですけど

親しみやすい美しさにグッときました。

完全にタイプでした(笑)

https://gaga.ne.jp/greenbook/ より引用

こんな点からも

見て良かったなと思える映画でした。

おすすめです!

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