日本人の幸福度が低い13個の理由 (1)
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ワークショップデザイナーの相内です。先日、国連が「世界幸福度ランキング2019」を発表しましたね。

 

日本人の幸福度が低いと声高に叫ばれるようになってから随分時間が経った気がするので、そろそろ何か改善されてランキングが上昇したのではないか! そう期待して読んでみたら、まさかの下落でした。えーーー。

 

HUFFPOSTの「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった?

によると、日本は昨年の54位から4ランクダウンして、58位となったそうです。

 

なぜ日本人はこんなにも豊かな経済力に恵まれて、戦争などで命を奪われる心配はほとんどなく、四季が美しく海も山もある土地に住んでいても、一向に幸せを実感できないのでしょうか? ご飯だってすごく美味しいのに。

 

ちょっとショックだったので、これをきっかけにぼくが感じている日本社会へのモヤモヤについて考えてみました。

イジメが多い

ワークショップを開催していて、40代以下の人と話していると、イジメられた経験があると語る人の多さに驚かされます。たまたま集まった30人のうち、半分くらいの参加者が「イジメに遭った経験がある」と語っていた時は本当にビックリしました。

 

イジメが起こる背景の多くには、他者への不寛容さや、満たされていない自己承認欲求があると思います。

 

これは個々人の問題ということではなく、日本社会がこうした人を次々と生み出してしまう構造になっているように感じます。

 

他者を許せず、自分のことを自分で承認できないっていう人を量産する環境がぼくらの当たり前の世界なのだとしたら、確かに、幸せを感じることは難しい。

 

他者をイジメなくてもOKな世界を、そろそろちゃんと真剣に作らないといけない。

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自由な恰好(個性)を許さない

中学~高校に通う6年間は、制服にジャージにかばん、髪型からスカートの長さ、爪の長さまで指定されて、就職活動は同色同形のスーツ。

 

働きに出ても、納得できるほど明確な理由はないのに、なぜか決まって大人しいカラーのスーツを着用しなければならない。そんなの息苦しいと思うんです。Tシャツじゃだめなの?

 

失礼だから、という曖昧な基準で思考停止してる人に、何が失礼なのかを尋ねても、きっと答えは返ってこないのが、この問題の厄介さを根深くしているようにも感じます。

 

ぼくは学校教育でもっと個性を認めあうことを教えたらいいと思うし、会社もそうあるようにシフトをしていくべきだと思います。そうしたら結果的に、いじめも減っていくと思う。

 

個性を主張してもOKな社会のほうがみんな気持ち良くない??

 

そのうえで、最低限のマナーを尊重すればよいと思います。

監視がメチャ厳しい

ぼくは仙台市営地下鉄に乗るたびモヤモヤさせられます。駅員さんが駐在している部屋の前に「駅員はタブレットで業務を行っています」と注釈が貼ってあるからです。

 

これを貼らないと「おまえらタブレットで遊んでないで仕事しろよ!」と攻撃する人でもいるんだろうか……。

 

最近はTwitterなどのSNSでも、人の揚げ足取りが目立ちます。誰かを攻撃して引きずり降ろしても、自分のポジションは1mmも上がらないのに。

 

ニューヨークでマクドナルドに行った時は「わお? 日本から来たのか? オレNARUTOが大好きなんだ!」って店員さんから話しかけられて、一緒にスマホでNARUTOのオープニングムービー見たよ。店内にいた他の客は、誰も怒らず和やかだったのがすごく印象的でした。

 

人を監視して、攻撃して、悦に入るのはやめて、自分自身の夢や目標のために前進するほうがきっと何倍も幸せになれると思う。

減点法が窮屈

揚げ足取りに通ずるかもしれませんが、日本ってすごく減点的な思想で物事を判断するなあと感じます。チャレンジは褒めずに、失点を責める。

 

その結果、チャレンジするより失点をしないという意識を小さいうちから何度も植え付けられて、気がついた頃には見事に挑戦できない人間にさせられている。

 

チャレンジしたら失敗してもOKじゃん? というか、そこにしか成長や発展の機会ってないじゃん。

 

そっちの意識のほうを育もうよ!

転職は負けという風潮

転職する人=負け組、転職を繰り返すヤツはおかしいみたいな風潮があるけど、ぼくはこれもどうかしていると思います。

 

合わない会社にしがみつくより、自分が居心地よかったり、強みを発揮できる場所を探すほうがゼッタイ幸せ!

 

変化が早い時代になってきたので、そもそも1社で人生を完遂するのは困難です。

 

もっと人の流動性が高い世の中にしよう!

年功序列で決まる給料

明らかに仕事をしていなくて、もう新しい知識を覚える気もなくて、ふだんは置物のようにしているのに、既得権益が奪われそうになった途端、権威や過去の実績を振りかざしてくるような人たちが、汗水たらしてひーひー働いている若者よりも給料が高い。

 

しかも少しじゃなくて2倍とか3倍も、っていう環境でイキイキとなんて働けるわけないと思いませんか?

 

仕事をしている人にはたくさんお金を払うけれど、仕事してない人にはお金を払わなくてもいい。

 

そっちのほうが健全じゃないですか?

 

中には、普段は何もしていなくても、会社の危機に劇的な能力を発揮するタイプの人もいるから一概には言い切れないかもしれませんが、給料はいまどれだけ仕事に貢献できてるかで決めるのがフェアだと思います。

 

過去の実績なんて、過去のものだよ。

部活に入ると他のことができない

多感な時期に入部を強制され、掛け持ちは基本的に許されない日本の部活も変だと思います。何それ? やりたいことを、やりたいだけやればいいじゃん! って思いませんか?

 

なのに一つの部活に全てを捧げろみたいなあの空気。部活に全てを捧げると人生が万事うまくいくようになるならそれもいいけど、そこまでの恩恵はないでしょ。

 

それなら多彩な経験を積んで価値観を育くんだり、自分にできることを増やしたほうがいいと思う。豊かな経験ほど、人生を切り拓く力に変わるものはない。

保育園に入れない、自由に選べない

子どもが保育園に入れないのは、本当に本当にきつい……!

 

我が家は夫婦それぞれ仕事を通じて実現したいことがあるので、仕事をしない選択は考えたくありません。

 

でも入れる保育園が無ければ、どちらかが家にこもることを選ぶしかないわけで……。それを迫られた時の絶望感ったらなかった。

 

しかも入園できる保育園を自由に選べるわけではないので、アレ……? と感じる園に当たったら最後、ガマンするしか選択肢がありません。

 

娘が通いたくないと言っている園に毎朝娘を引きずって行くのは、心が壊れそうになる。

 

いっそこんな園ならSNSの力で………、と思った瞬間もあるけれど、その園によって救われている家庭もあるから、下手なこともできません。代替の園がない以上、サービスが劣悪でも淘汰されないのです。

 

そして時短の勤務で稼げる給与と、そう変わらない額の保育料がかかることも本当に辛い。

 

もっとみんなが安心して、子どもを預けられたり、仕事と向き合える環境が欲しい。

道路が狭い

日本の道はとにかく幅が狭い。車同士ですれ違うのに気を遣ったり、子どもを一人で歩かせるのが怖かったり、犬が道路に飛び出そうとしてドキッとしたり、道路が狭いのはストレスでしかないと思います。

 

でもその道を毎日使わなければならない。こういうのは地味だけど、潜在的に、長く、人の心にイライラを生み続ける。

 

人が減って空き家が増えるなら、どんどん道路を拡張して欲しい。

電柱と電線が多い

付随して電柱と電線の多さには辟易する。ごみごみした景観の中に暮らしていて幸せなわけがないと思います。

 

これまでに作ってしまったものは仕方ないから、今後はどんどん埋設してスッキリさせていくほうがいい。景観と幸福度の関連性はとても高いと思います。

ジェンダーギャップが大きい

企業における役職者にしても、議員や大臣などにしても日本は先進国と比べて極端に女性の割合が少ないですよね。

 

片方の視点からだけ世の中を見ていては、どこかに歪みが生まれたり、見落としが生まれます。

 

だからぼくは、ワークショップの場作りをするパートナーが、自分とは異質であるほど安心感を感じます。できればチームには必ず女性が入っていて欲しいと思っています。

 

国の行く末もそうじゃないですか? 老人の男性ばっかりが舵取りしてて、ぼくは心配でしかないです。

有給が使いづらい

有給の理由を言え(理由が不適当なら認めない)とか、有給を使う2週間前までには申告しろとか、そんなのめんどくさくて使えないですよね。

 

もっと気軽に休めるようにしちゃえばいいのにとつくづく思います。LINEで「今日休みまーす!」で良くない? どうしてみんな、仕事を一番に考えることが当たり前だと思っていて、それを他人に強要し続けるんだろう。

 

4/1は年度初めだから絶対に出社しろ、とぼくの新婚旅行の有給を認めてくれなかった元上司、元気にしているかなあ。4/1に出社することに、どれくらいの意味があるんだろうね。

仕事が一番という発想

上記にも書いたのですが、なんで「最も優先すべきものは仕事」という論理を振りかざす人が大量にいるのでしょう?

 

どう考えても、自分自身の人生や家族、身近な人のほうが仕事より大事なものだと思うんだけれど。大切な人たちを守りたいから、大切な人たちと一緒にいい時間を過ごしたいから、働くのだと思うんだけれど。

 

仕事至上主義から脱却して、自分の人生を大切にしないと、幸せなんて感じられるわけがないだろ!! と思います。

まとめ

1時間程、思いつくままに筆を走らせてみました。

 

ちなみにHUFFPOSTのこちらの記事が分かりやすいのですが、こうした調査は文化の違いがスコアの差につながりやすいそうで、日本が他国と比べて本当に幸せを実感できていないのかは定かではないそうです。そう思うと少しほっとしますね。

 

日本人の幸福度ランキング、来年は上がるといいなと、心から思います。そしてぼくは、娘の生きる未来が、もっと生きやすい社会になることを願っているので、ワークショップを通じて世の中の当たり前を疑い、アップデートしていこうと決意を新たにしました。

 

これまでの当たり前を変えたい方、日本の社会課題を解決したい方、ぜひワークショップでご一緒できましたら幸いです。

 

ワークショップの相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。

 

人生を自分らしく!

相内 洋輔

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