私は花市場と農業資材や生花を販売する
経営者一族の長男として生まれました。
だから小さい頃の夢は『お花屋さん』
ミニカーの収集にハマり、
道行く車はほぼ完ぺきに車種が分かったそうです。
4人兄妹の長男、いとこ6人の最上級生として育ったので
思えばこの頃からみんなの前に立ってリードするのが好きでした!
父方の家系は代々に渡って教育者だったそうなので、遺伝かな?
お調子者でその割に小心者で・・・。
性格は今でも全く変わりません(笑)
ちなみに、ワークショップ前日は緊張しっぱなしです。
小学校4年生から大学卒業まで野球を続けました。
熱くチームを鼓舞するタイプだった反面、
あり余る闘争心が裏目に出ることもしばしば・・・。
高校~大学はキャンプ運営に夢中!
この時に体験したこと、できた仲間は一生の財産です。
初めて入った会社はリクルートでした!
高校時代に家計が大変だったことがあり
お金を稼ぎたい気持ちが大きかったことと
負けん気が強かったので、実力主義の会社に入りたい!
と考えたのがきっかけでした。
ところが、さっぱり営業成績が上がりませんでした。
当時の上司に「なんで人事はお前を取ったんだろうな?俺なら取らんわ」
と真顔で吐露されるくらい、うだつが上がらない日々でした・・・。
あの頃は会社に行くの、嫌だったなぁ。
バイクにまたがって気持ちを切り替えていました。
今となってはあの日々もいい思い出、いい学び!
転機になったのは2011年の東日本大震災でした。
当時仙台支社に転勤したばかりだった私は、仙台で被災。
「震災で家を失ってしまった方に家の広告を届けたい」
と入社してから最も仕事に気持ちが入りました。
1年ほどそんな状態が続いたころ
もっと復興に貢献したいという想いが強くなり
人生を自分だけのために使っている場合じゃない!
という気持ちを抑えられなくなっていました。
2013年に公益財団法人東日本大震災復興支援財団へ転職。
初めて東京で働き始めました。
すぐに出張で東北の各地を飛び回ることになったのですが
海を見たのは、この時が震災後2回目でした。
怖かったのもあるし、犠牲になった友人のことを思うとやっぱり辛かった。
でも、やると決めたからには必ずやりきろうと
ほぼ毎週末、東北に入り浸りな5年間でした。
財団で働き始めて2年経った2015年
東北の復興を担う若者を育成するための事業を立ち上げました。
高校時代の辛かった体験
キャンプで培ったワークショップの技術や若者との接し方
リクルート時代に思うような成績が出せず心が折れそうだったこと
ひとつひとつの経験が生きていることを実感できた時間でした。
息抜きは山の中にいること!
エネルギーがぐんぐん回復していく感じが心地よいのです。
ふだんはビールが大好物ですが、
山の中で飲む湧き水の清涼感に勝る飲みものはないと思います!!
2018年5月から地元仙台に戻りフリーランスとして独立。
ワークショップデザイナーの活動を始めました!
2019年には年間41回のワークショップを開催。
2020年は70回を目標に掲げて取り組んでいます!
20年振りに釣りを再開しました。