ワークショップは灯台!

「モヤモヤしていた気持ちがすっかり晴れました! ありがとうございました!」

 

自己理解のワークショップを多く提供している私にとって、これほど嬉しい一言はありません。

 

このように、自分の進むべき先を見つけて帰って行かれる人を見る度に思うんです。ワークショップは「灯台」だなぁと。そして、進むべき先を見つけた人は、どこまでも強くなれるなって!

 

少しだけ昔の話しをさせてください。私が高校2年生だった時のことです。自営業だった我が家には祖父が借りていた億円単位の借金があったのですが、それを一括で返済するよう銀行から要求され、親族の間に激震が走りました。生活や人間関係は劇変。家の中は日に日に荒れて行き、自分が置かれた環境を恨みました。なんで自分の身にこんなことが??

 

私は次第にコツコツと努力を重ねる意欲が失せ、学業も部活も放棄。テストは30点以下が当たり前となり、60ほどあった偏差値はあっという間に38まで下がりました。大学の進学すら許されるのか分からなかったので、将来のことなど全く見えず、重苦しい閉塞感が常につきまとっていた毎日でした。

 

そんな底なし沼のような状況だった私を救ってくれたのが、何を隠そう、ワークショップでした。私が企画したワークショップが、多くの子どもたちに喜ばれるという経験をしたんです。

 

荒れていく生活環境の中、もうどうにでもなってしまえと自暴自棄になっていた私は、次第に「こんな自分に生きている価値があるんだろうか?」と思うようになっていました。

 

でもワークショップでの成功体験が、私の目を覚まさせてくれました。自分がプロデュースした空間で人に喜んでもらうことができ、すごく嬉しかったんです。

ワークショップに目覚めたきっかけ

一緒にワークショップを開催したパートナーと

 

以来私は、高校2年生から大学を卒業するまでの6年間、寝ても覚めてもワークショップを企画し続けました。恋愛も、野球も、飲み会も、カラオケも、それぞれ全部楽しかったですが、ワークショップから生み出される、体中が震えるような感動に勝るものはありませんでした。

 

その結果、ワークショップの経験を語るという一点突破で、リクルート社の内定をいただきました。帝国ホテルのカフェで内定を告げられた時、自分のやってきたことが認められたように感じられて、飛び上がるほど嬉しかったことをよく覚えています。

 

色々大変なことはあったけれど、これで私の人生は安泰だ! と思いました。

 

しかしリクルート社での日々は、決して思い描いていたようなキラキラした日々ではありませんでした。新人からの2年間は順調に成功体験を重ねることができたのですが、3年目以降は半年ごとに異動が続き、目標達成と未達を行ったり来たり。

 

結果「売れない営業マン」というレッテルを貼られ、成果を出すことができなかった日々が2年ほど続きました。もちろん、私のあり方や能力が未熟だったことが一番大きな要因なのですが、一度レッテルを貼られるとそこから抜け出すのは本当に大変で、何をやっても揚げ足を取られるような毎日に、メンタルの低下を止められませんでした。ひどかった時は申込書などに書いてある文字が読めなくなったり、朝ベッドから抜け出すのもやっと。この環境から離れなければ未来はないなと思いました。

 

いま思えば不思議なのですが、こうした状況でも、私が輝く場所はゼッタイこの世界のどこかにあると信じて疑いませんでした。たまたまこの会社ではうまくいかなかっただけだと。

 

こうした私の根拠のない自信を、確固たる自信に変えてくれたのもまた、ワークショップでした。転職をした東日本大震災復興支援財団にて、思いがけずワークショップを担当することになったんです!

 

初回のワークショップこそ盛大に滑ったものの……、以降はワークショップを実施する度に同僚や関係者からお褒めの言葉をいただき、リクルート時代うまくいかず傷ついた心がめきめきと復活。再びワークショップに全精力を注ぐ日々が始まりました。

ワークショップをファシリテートする相内洋輔

高校生へのワークショップをファシリテート

 

 

 

 

 

 

 

そうして5年。

 

ワークショップの実践を重ねがら、コミュニケーショントレーニングネットワーク®の岸英光先生に師事し、コーチングとコミュニケーションについて専門的に学びました。学びを得るごとに深まっていくワークショップの成果が本当に面白く、ハマりました。

 

その結果、独立はゼッタイにしてはいけないと定めてきた自分ルールを覆してでも、もっと自由にワークショップを開催したいという想いが強くなり、フリーランスのワークショップデザイナーとしての活動を始めました。

 

こうした経験を積んできた私は、ワークショップを通じて、人が自由に自分の意図に沿って前進できる世界を実現したいと思って活動しています。

 

閉塞感に包まれ先が見えなかった日々は、本当に苦しく、ツライ時間でした。

 

だから私のワークショップに来てくださる方々が自部自身のピュアな思いに気づき、行く先を明るく照らしてくれる灯台を見つけることができたら!

 

ワークショップデザイナーとしての冥利に尽きるなと思っています。

 

進むべき方向が見つかっている人生はとても楽しいし、困難が生じても乗り越える力が湧いてきます。

 

こうした人が多く暮らす国になったら、もっとイジメが減るだろうし、もっとお互いの夢や希望を尊重しあえるだろうし、私はそういう世界を自分の娘にプレゼントしたい!

 

そうして今日も私は、ワークショップに取り組んでいます。この記事を最後まで読んでくださったあなたとも、ぜひワークショップの空間でお会い出来たら嬉しいです。ご依頼をお待ちしております。

ぴんくのだんごむし原作者である娘と

ぴんくのだんごむし原作者である娘と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生を自分らしく!

相内 洋輔