20代後半だった私が悩んでいたコトを振り返って

場作り屋の相内です!

仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど、

人が前進するための場作りを行っています!

私は「ワークショップデザイナー」

として生計を立てているのですが

あいない
ワークショップをでご飯を食べたい!
場作りをしてお金がもらえたら幸せ!

と昔から思っていたわけではありません。

むしろつい数年前までは、

普通の会社に勤めて

普通に暮らして行きたいと思っていました。

そうするためには

それなりに何でもこなせる戦闘力が必要だと思ったので

全方位に満遍なく能力を伸ばそうと考えていました!

先輩から、

とあるアドバイスをいただくまでは・・・!

目次

20代後半だった私が悩んでいたコト

私には何か特別な才能があるようにも思えないし

いま既に花開いている能力があるわけでもない。

とても平均的、悪く言えば没個性的。

こんな私は

どんな成長を目指すのが正解なんだろう?

自分自身の責任で

何を選ぶか決めなければならないって辛いなあ。

人より秀でているスキルがあれば

きっと簡単に選べたのになあ。

これを究めればお金に困らない!

と断定できる分野があれば迷わず進むのになあ。

平均的な能力を満遍なく高め

バランスの取れた勤め人を目指すのがいいのかなあ。

ある能力にだけ特化した

プロフェッショナルな人材としての活躍を目指すのがいいかなあ。

バランスは型は安定していそうだけど、

面白くなさそう。

プロフェッショナルは憧れるけど、

自分がそうなれる気がしない。

じゃあ、やっぱり、バランス型・・?

20代後半の頃の私は、

ずっとこんなことばかり考えてウダウダしていました(笑)

自分がユニークな存在になれる場所に自分を置け!?

憧れていた先輩から、

予想外の助言をいただいたのはそんな時でした。

「自分がユニークな存在になれる場所に自分を置くといいよ!」

へ???

ぜんぜん意味が分かりませんでした。

まずそもそも、

私はユニークなポイントが無い!

と思っているから悩んでいるわけです。

そして私は会社員でした。

会社員なのに自分で自分の置き場所を決めるって、

それどうやってやるの!??

先輩のように皆から頼られ

前例無き仕事を次々と仕上げてきたエース人材ならまだしも

平社員なんですよ私は!

正直に言えば、

やっぱりこの先輩は変態なんだ!!

私とは頭の作りが違うんだ!!

と思いました(笑)

ユニークさを追求しよう!と決めた一冊

ですが、ちょうど同じタイミングで出会った本も

ユニークさを追求する価値について書かれていました。

リクルートの大先輩である

藤原和博さんがお書きになった

『35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画』

という本です。

私は本書の冒頭に書かれている、

組織に埋没するのではなく、自立した個人として人生を設計し、プランニングして、オリジナリティの高い人生を歩んで欲しい。

という藤原さんのメッセージに

すっかり心を射抜かれてしまいました。

そのころの私が将来を不安に感じていたのは

組織の中で重宝される自分になれるか?

という点でした。

もちろん能力においてもそうですが

納得できないことはやりたくない

という私の気質が、

組織勤めを窮屈に感じさせることが多々あったからです。

組織に埋没せず

自立した個人として生きていけるよう

今私はなにをすべきか。

模索する日々の始まりでした。

ワークショップとの再会!

結局それから「これだ!」

と心から思えるものに出会うまで2年かかりました。

ここまで読んでくださった方はお分かりだと思いますが

ワークショップとの再会です。

大学時代はワークショップを毎月企画していたのですが

社会人で営業マンになってからは

特に機会がありませんでした。

もちろん、転職した直後もです。

ところが新規事業の立ち上げに伴い状況が変わりました。

東北の次世代のリーダーを育成する事業を担当することになり、

若者へのワークショップを扱う機会が生まれたのです。

久しぶりのワークショップはとても楽しい時間で

水を得た魚のように、

ワクワク、イキイキしている自分がいることを感じました。

それからワークショップに取り組み続けて更に2年ほど経ったころ

私が当たり前だと思ってやっていた

ワークショップの準備やシュミレーション

当日のファシリテーションなどに関して

一時期に多くの方から大絶賛していただいたんです。

私が普通にやっていることは

他の人にとっては普通じゃないんだ!

ということを認識できた瞬間でした。

嬉しかったので、

ワークショップの企画運営をもっと上手にできるようになろう!

と勉強をスタートしました。

そうしたら自然と、

「ワークショップを担当して欲しい!」

というお声がけをいただけるようになりました。

ふと気づいたら、

自分が「ワークショップ」という分野で

ユニークな存在になっていたんです。

ワークショップデザイナーに辿り着けたご縁への感謝

先輩が助言をくれたあの日から7~8年ほど経ちました。

それからの日々をこうして時系列で振り返れるからこそ思うのですが

先輩がくださった助言は本当に的を射ていたなと感じます。

理由は2つあります。

1つめは

自分の特異な点に目を向けることができたことです。

それまでの私は、

私に足りていないものを埋めるために

いま何をすべきなのか?

という問いに取り組んでいました。

それがすっかり、

私が他者と比べて特異な点や優位な点は何か?

それらを伸ばしていくために何をすべきなのか?

という問いに転換したんです。

大きな大きなパラダイムシフトでした。

2つめは、

会社の枠を飛び越えて思考できたことです。

私のユニークポイントがどこにあり

それをどのように伸ばしていくかを考えた時

比較対象となったのは世界中の全ての人でした。

もしあの時先輩がくれたアドバイスが

ちっちゃな会社の中だけを見た助言だったら

いまごろ「ワークショップデザイナー」として働こう

だなんて考えてないかもしれません(笑)

つくづく思うのですが、

いま私がワークショップをやれているのは

奇跡のようなご縁の数々のおかげです。

ワークショップを扱うように導いてくれた皆様

本当にありがとうございます。

おかげで今、

とても楽しく暮らせています!

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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