ワークショップ参加者の気持ちをワクワクさせる「投影資料」の作り方

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ワークショップデザイナーの相内洋輔です。

仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど

人が前進するための場作りを行っています!

 

私は自分がワークショップを運営する際は、

ほぼ必ずスライド(投影資料)を作成します!

 

私の指示が分かりにくかったり

参加者が指示を聞き漏らしてしまったりした時に

投影資料があると混乱が生じにくくなります。

 

また、美しいビジュアルのスライドは、

参加者の意欲を高める力も持っています。

 

だからどうせスライドを作るのなら

キレイに分かりやすく作るのが重要です。

 

今日はそんなスライドを作るコツをご紹介します!

1スライド1メッセージを心がける!

ソフトバンク時代にひたすら言われ続けたことなのですが

1枚のスライドには1つのメッセージだけ!

を基本にすると画面がシンプルになり

参加者の理解度が高まります。

 

例えば、

私が講演の時に使っている下記のスライドですが

高校時代のエピソードを端的に表すワードを抽出し

コピーだけが強調されるよう作成しています。

磐梯 講演資料2

実際にプレゼンをする時は

この1枚のスライドに3~5分間くらいの時間をかけ

当時のエピソードを語っています。

 

1つのスライドにごちゃごちゃと文字が入っていると

見ている方の脳がとても混乱してしまい

知らず知らずのうちに

ものすごいストレスが発生してしまいます。

 

だからできる限り、

1スライドに1メッセージです!

 

特に、ワークの指示は端的にです!

ワークショップの投影資料

フォントや余白を統一し美しい見た目にする!

スライドの中に複数のフォントが混在すると

見ている側にはとてもストレス

になります。

 

これはワークショップのスライドがというより、

スライド作成全般の基本です。

だからよほどのことが無い限り

スライドは同じフォントで統一しましょう。

ちなみに私はメイリオを基本に使っています。

 

また同様に、

図形と図形の並びに規則性がなく

配置や間隔がガタガタになっているスライドや

 

文章の書き出し位置がずれて

デコボコしているスライドなども同様です。

 

これぐらいならいいか!とは思わず

美しい見た目になるようこだわってください!

 

パワポの整列機能や補助機能を使えば

図形を配置する間隔などは

あっという間に、

しかも確実に等間隔になります。

手間を惜しまず揃えてください!

投影資料 規則性

このスライドの左側は、表を組んで罫線を消すことで均等な幅にしています。

もちろん、図形の配置機能でもできますが。

 

私個人の意見ですが、

こうした細かなところにこだわるのが辛ければ

ワークショップではスライドを使わなくていいと思います。

 

不揃いのブサイクなスライドは、

場に損失を生むばかりだと思うのです。

効果的な写真を選ぶ!

私はワークショップの投影資料を作る上で

写真やイラストに関しても相当こだわっています。

 

写真やイラストによって

相手に抱いて欲しい感情や感覚を調整できるからです。

 

例えばですが

 

ワクワクを作りたい時

投影資料 ワクワク

 

じっくり内省して欲しい時

投影資料 内省

 

行動を喚起する時

投影資料 行動喚起

 

失敗を伝える時

アイディアの出し方

 

完了を作る時

投影資料 チェックアウト

 

など、意図に合う写真を選び

 

選んだ写真を全画面に投影するか

一部だけに配置するかのバランスを考えています。

 

ちなみに私はphoto ACという写真サイトに登録しています。

どの写真も商用利用OKであり、種類も豊富なため、

だいぶ写真を選ぶ手間が減りました。

 

それでもまだ、

私がスライドを作成する時に一番時間がかかる部分は

何を書くか考えることではなく、どの写真を選ぶかです。

 

そのくらい、

スライドに使う写真が持つ効果は大きいと思っています。

気に入ったスライドは、自分にも力をくれる

こうして作成するスライドが

自分の中でバッチリ決まっていると

早く参加者に見せたくなってワクワクしてきます。

 

そのワクワクを持って当日の場に立つと

すごく力が湧いてくるんですよね~!

 

また、

こんなに素敵なスライドなんだから

きっと今回のワークショップも上手く行く!

と自分自身の安心感にもつながります。

 

ファシリテーターとしてのリード力と

投影資料が持つ力を最大限にかけ合わせると

ワークショップはもっともっとパワフルな空間になるはずです!

 

あなたのワークショップの進化に

何か少しでも参考になれば幸いです。

 

追記:最近の投影資料の一例

 

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

 

WORKSHOP LANDのホームページはこちら

 

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