現場のリアルを次世代へ。ナゴヤ エーアイ ユース キャンプで「ビジネス視点検証ワーク」を担当しました

こんにちは、ワークショップデザイナーの相内洋輔です。

先日、名古屋市で開催された「ナゴヤ エーアイ ユース キャンプ」に登壇し、次世代を担う若者たちに向けて「ビジネス視点検証ワーク」を提供してきました。

このキャンプは、AIを活用して社会課題を解決するアイデアを形にする場です。私の担当パートでは、参加者が考えた自由なアイデアを、単なる「ひらめき」で終わらせず、より効果的な施策へとアップデートするためのビジネス視点やフレームワークを共有しました。私がリクルートやソフトバンクの現場で培ってきた経験を凝縮して設計したものです。

目次

リクルートで習った「不」の解消と「ペイン」の探究

ビジネスの種は、常に顧客の負の感情の中にあります。ワークではまず、チームで「不」がつく言葉をリストアップすることから始めました

  • 感情・心理:不安、不満、不快、不審など
  • 状態・性質:不要、不便、不足、不完全など

ここで強調したのは、「あれば便利」というレベルの「ニーズ」ではなく、「お金を払ってでも解決したい」という強い悩みや苦痛である「ペイン」を見つけることです

この視点は、私がリクルート時代に教わった「不」の解消という徹底した顧客視点がベースになっています 。自分たちが解決したいのは誰のどんな「痛み」なのか。これを問い直すことで、アイデアの解像度がぐっと高まります。

「差別化」をAIで客観的に検証

次に、自社のサービスが競合他社と異なる独自の価値を持つためには、「差別化」が重要であることを伝えました。

差別化とは、顧客にとって特別な選択肢になるための戦略です。 ワークではAIを駆使して客観的な検証を行っていただきました。

  • 「このアイデアはユニークか? 厳しい視点で教えて」
  • 「類似の取り組みを行っている企業はあるか?」
  • 「さらに差別化するためのポイントは?」

参加者にはすでに考えてきていたビジネスアイデアをAIにぶつけ、市場における独自の立ち位置を再定義していいただきました。

ソフトバンク時代の上司に教わった「企画の型」

最後に、面白さを追求した「ひらめき(アイデア)」を、実現可能性を考慮した「具体的な計画(企画)」へと落とし込んでいただきました。

ここで活用したのが、以下の7つの要素を網羅した企画書のフレームワークです

  1. 目的(Why):解決したい課題や達成したいゴール
  2. 対象(Who):ターゲットとその人にとっての価値
  3. 内容(What):提供する体験や差別化のポイント
  4. 方法(How):実行の手段や運営体制
  5. 時間と場所(When / Where):実施時期や開催場所
  6. 資源とコスト(With What):必要なリソースや収益モデル
  7. 成果と評価(So What):想定する成果と判断基準

実はこの企画の立て方は、私がソフトバンク時代に当時の上司から徹底的に叩き込まれたものです 。ビジネスの現場で「通用する」企画とは、これら全ての要素が論理的に繋がっている必要があります。

参加したユース世代たちは、慣れないフレームに苦戦しながらも、自らのアイデアを血の通った「ビジネスプラン」へと進化させていきました。

参加者の皆さん、関係者の皆様、ご依頼をいただきありがとうございました!

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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