ワークショップデザイン / 運営の要点– category –
ワークショップの企画運営やファシリテーションのコツをご紹介しています。
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ユニークな発想はマテリアルギャザリング(素材集め)から生まれる
「ユニークなアイデアを出したい」と思ったとき、私たちはつい頭の中だけで考えを巡らせてしまいがちです。 でも、本当に独創的な発想は、突然ひらめくものではなく、「どんな素材を集めたか」「それらをどう組み合わせたか」にかかっています。 だからこ... -
「なんでもOK」は意外と不親切。思考はフレームで深まる。
ワークショップでは、頻繁に「新しいアイデア」や「今日の気づき」などをまとめていただく場面があります。せっかくの対話ですから、できるだけ自由に、既存の思考に縛られずに考えていただきたいと思っています。 しかし、だからと言って、何の制限もない... -
そのカタカナ語、場を閉じていませんか?
ワークショップの現場では、ついつい専門用語を多用してしまいがちです。たとえば「アイスブレイク」「グループワーク」「アウトプット」など、一度覚えたカタカナ語は便利で、思わず口をついて出てしまう。特にファシリテーターや講師側が慣れていればい... -
「もっと伝わる研修に!」講師が心がけるクライアントとの関わり方
WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。 私は研修やワークショップを実施する際、クライアントとの密な連携を大切にしています。依頼を受けたら、まずクライアントが何を求めているのか、その目的や期待を丁寧にヒアリングすることから始めます... -
ワークショップの成果発表は「論理」と「感情」を最適な比率で配合する
WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。そろそろ年末が迫ってきましたね! 2024年も様々なワークショップをご提供させていただきましたが、中でも印象的だったのが「キャトル宮古跡地」の利活用を考える全4回の取り組みでした。連続でのワーク... -
グループ内での意見共有が「光の速さで終わってしまう場」をどうリードする?
WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。2024年内にご依頼をいただいたワークショップも残り数回になってきました。毎年たくさんのご依頼をいただきありがとうございます。おかげさまでこのブログもネタに困ることがありません! さて、今日の記... -
ワークショップ中に「困っていそうな方」へ声をかけるコツ
WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。私が住んでいる仙台市は、秋の気配がだいぶ濃くなってきました。ひんやりとした空気に包まれて、とても心地が良い朝です。 さて、今回の記事では「ワークショップ中に困っていそうな方への声のかけ方」に... -
苦しいワークショップではキングダムの「介億」が見せた「危機度の平均化」を真似よ!
WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。先日、ワークショップへの参加意欲が低すぎる場を崩壊させないポイントという記事を書き、守備的進行をオススメしました。 参加意欲がとても低い方々が集うワークショップでは、各テーブル毎、多彩なネガ...