WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。さいきん機能するワークショップを作るための3つの手順!という過去記事のPVが多いなあと思っていたら、なんと「ワークショップ 作り方」のSEO検索で1位になっていました!
ブログを書き始めて5年。
継続は力なりと言いますが、PVが伸びない時期も腐らず続けてきて本当によかったなあと思いました。嬉しい。
妄想学とは何か? どうして必要なのか?
さて、週末は「ちょっと先の面白い未来2023」というイベントに登壇させていただき、「妄想学特論」という演題で現在研究・開発を進めている妄想学についてお話しさせていただきました。
❶ 妄想学とは何か?
❷「妄想」をいかに見出したのか?
❸ 妄想学が社会に求められている理由
❹ モウトレはいかにして作られたのか?
❺ モウトレを解剖する
❻ モウトレによって企業がいかに変化するか?
❼ iUにおける妄想学の導入
❽ まとめのパネルディスカッション
「言ってもいいんだ!」という体験が人生を変える
対談をさせていただく中で、若い頃、「私は世の中をこうしたい!」と自分の考えを主張できなかったことを思い出しました。自分はそんな大それたことを言うには値しない、能力も情熱も全く足りないから言ってはいけないと思っていたのです。
そのため真っ直ぐな瞳で「◯◯な世の中を作りたい!」と語る人々に出会うたび、(なぜあの人には言えて、ぼくは言えないんだろう…)とコンプレックスを感じながら生きていました。
転機になったのは、東北の高校生のプロジェクト・ベースド・ラーニングを一緒に促進してきた仲間たちとの出会いでした。それぞれが心理的安全性の高い場作りを行えるプロフェッショナルだったので、私も安心して自分を持ち出すことができたのです。
それ以来、私は他の他の場面でも「自分はこういう世の中にしたい」と話すことに抵抗感が無くなりました。一回の体験って、時に人生全体へ劇的な変化をもたらすんですよね。
妄想を自由に交わせる世界を目指して
実は「妄想」も、上記の構造と同じではないかと思っています。
というのも、妄想って突拍子もなかったりとか、現在の技術力では実現が遠すぎたりして、「口に出すべきではないもの」とブレーキをかけている方が多いのではないでしょうか。特にビジネスシーンでは現実解の優先度が高くなりがちですので、妄想をシェアできる余白は限られています。
これってちょっともったいないと思うのです。なぜなら、妄想って現在と理想の未来のギャップを明確にしてくれて、新しい商品やサービスを想像するきっかけになるからです。
だから妄想=語ってはダメなものという認識が、妄想=どんどん語っていいものとして書き換わったら、もっと日本は面白い国になると思うんですよね。
そのためには安心安全な空間で妄想を語り合い、お互いの妄想をシェアすると新しい可能性が開くね! とパラダイムがシフトする体験が超重要で、妄想アイデアトレーニング「モウトレ」はまさにこの機会です。
週末の対談では、改めてこうした考えがまとまり、さらに多くの方へモウトレをご提供したいと思うようになりました。ぜひご興味がありましたらお問い合わせいただけますと嬉しいです。
今日はここまで。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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