WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。先日は名古屋市にお招きいただき、NAGOYA TEENS AI CAMPの参加者に妄想アイデアトレーニング「モウトレ」をご提供しました。
中学生〜高校生のアイデアが躍動する、とても楽しい2時間でした!
NAGOYA TEENS AI CAMPとは?
NAGOYA TEENS AI CAMPの狙いはITやAIを活用した起業家の育成です。
名古屋市では、アントレプレナーシップ(起業家精神)を備えた人材を育成し、次世代の起業家の創出を促進するため、成長段階や関心に応じたプログラムを令和2年度より実施しています。「NAGOYA TEENS AI CAMP」では、AIプログラミング体験や起業家との交流、課題解決型ワークショップを通して、ITを活用してなりたい自分に近づく経験を提供します。ITを活用した起業家が活躍する昨今、自分の将来を考えるきっかけとして、ぜひ本プログラムに参加しましょう!
という呼びかけに興味を持った中学生〜高校生が、毎週末開催のプログラムに参加されています。それだけでも本当にすごいことだと感じます。
会場は栄にある名古屋イノベーターズガレージ。とても快適な空間で、私もテンションが上がりました! やっぱり綺麗な会場にお招きいただくと嬉しいんですよね。なかでも会場の四方に吊り下げられたスピーカーの音響は見事で、いつにも増して、たくさんアイデア出しの要点をお伝えしたくなりました!
ビッグマウスで本当に達成!?
今回の「モウトレ」はいつも通り「ペットボトルは何に使えるか?」を思いつく限り考えるワークからスタート。参加者の皆さんは少し緊張した面持ちに見えました。そのため、あまりアイデア数は出ないかもしれないと思ったのですが、いい意味で予想が裏切られます。頭が柔らかいのか、既成概念に縛られていないからなのか、とにかく次々とアイデアが湧いてくるのですよね!
最終的には10分間のブレストで、全グループが目標ラインに定めた30個以上のアイデアを作ってくれました。中には68個に到達したチームもありました。これは歴代2位の快記録です! 正直に言って、ここまでの数を積み上げられるとは思ってもいませんでした。
こちらのチームは「これまでの最高記録は69個」とお伝えした際、間髪を入れず「もっと出せるんじゃない!?」とリアクションをしていたのがとても印象的でした。
それを聞いて私は、(すごいハードル上げるなあ。若いってすごいなあ。きっと40~50個くらいが上限だろうなあ。) なんて思っていたのですが。まさかレコードに肉薄するとは…!
もしかすると、こうした鼻息が荒い方達が壮大なビジョンを掲げ、新しい地平を切り拓いていくのかもしれませんね。
アイデア出しはやり方を習得すればとっても楽しい!
それから本番のアイデア創出トレーニングへ。「リラックスできるアイテム」というお題で、アイデアを連想していただきます。
今回は各自持参のパソコンでMouMa.bizというアイデア入力サイトに入っていただきました。実施前はもしかするとタイピングに不慣れで入力に時間がかかるかもしれない? と思っていたのですが、全くの杞憂でした。皆さんとにかく早い! 私たちが学生だった頃とは丸っきり時代が変わっていることがよく感じられました。
前半の空気も相まってか、サイトにはあっという間にアイデアが溜まっていきます。皆さんの表情からは「とても楽しい!」という高揚感が見て取れました。質量ともに文句なしの、とても躍動的な時間でした! (最終的なアイデア総数は438個!)
ワークショップの冒頭で「アイデア出しは得意?」と尋ねた時はほとんど手が上がらなかったのですが、こうやって皆で連想を楽しむと、たくさんのユニークなアイデアが生まれるのですよね。そのためには心理的安全性が高い空間を一緒に作ることが欠かせません。
これらを体験したことがあるかどうかは、人生単位で大きな影響力を発揮すると思います。だから私は、たくさんの人に「安心安全な空間でアイデアを出すのって楽しい!」と感じられる機会をたくさんご提供していきたいのです。
決意が新たになった、とても楽しいワークショップでした。ご依頼をいただきありがとうございました。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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