各ペアで思いつくアイディアをどんどん出す
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場作り屋の相内です!

仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど、

人が前進するための場作りを行っています!

 

今年は20年来の友人が保育園の園長になることが決まり

彼が掲げる誰もが自分らしさに向き合える保育園

というビジョンの実現を目指して

連続10回の研修を引き受けています。

 

「のいえ保育園」の先生が

様々な「探究を重ねる」研修なので

NOIE QUESTと名付けました。

 

第7回目となる今回は

「あそび、音、コトバ、自然、食」

から子どもの探究心を起こす仕掛けをテーマに

どんな時間を園児と過ごすことによって

園児の感性が開くかを探究しました。

あり方の探究を通じて何が見えたか?

第7回は、宿題として取り組んでもらった

「あり方の探究」からどんな気づきを得たかを

みんなでシェアする時間からスタートしました。

 

これで合ってるのかな・・!?

という気持ちがあったのでしょうか。

 

最初は重苦しい空気でしたが

意を決して話し始めてくれた方のシェアから

堰を切ったように会話が流れ始めました。

 

「いつの間にかジブリの情報ばっかりが目に触れるようになった」

と語ってくれた参加者は

目指している保育のビジョンに照らして

いまの自分にとって必要な情報を

ごくごく自然に集められている様子でした。

 

「ジブリの情報を集めよう!」

という「やり方」から入ると

一時的には情報量が増えても

きっと長続きしません。

 

チームで成果を出すために

プロマネ業務にチャレンジしてくれた参加者は

これで良かったのかな?

できる人がやるべきだったかな?

と消化不良な気持ちが残っている様子でした。

 

もちろん、

行動と結果の関係を振り返ることも大切ですが

 

最も大事なのは

「あり方」からどんな行動を選ぶか!

 

「あり方」から行動を選ぶのなら

例えば敢えて何もせず見守るという

問題の解決につながらそうな関わりであっても

非常に機能する場合があります。

 

また、

「うまくできなければやってはいけない」

という思い込みに縛られすぎてしまうと

新しいこと、やったことがないことには

チャレンジできないマインドになってしまいます。

 

こうした潜在意識で園児に関わったとしたら

無意識のうちに園児の可能性を

潰してしまうかもしれませんよね。

それはとっても勿体ないと思います。

 

場の空気を一変させたのが

「NOIE QUESTが無いとなにも考えずに生きている・・・」というシェアでした。

 

いつも思うのですが

素直な気持ちを吐露することから生まれる変化って本当にすごいです。

 

「探究し続けるのって疲れないんですか???」

「昔からそうだったんですか???」

「何がきっけかで変わったんですか???」

 

などなど、矢継ぎ早に質問が起こりました。

 

石川園長と掛け合いながら

ひとつひとつに答えていったのですが

 

大学生時代の恥ずかしい過ち

たくさんの失敗や思い込み

最近の探究とその結果などなど

 

意図せず我々の半生や変化のきっかけについて

たっぷりお話しをする時間になりました。

 

きっと会話の中から

自分事に引き当ててくれたポイント

があったのではないかと思います。

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「背景」の創作

続いて

  • 人生を豊かに生きるためにはどんな力が必要?
  • これまで保育や子育てを通じて伸ばそうとしてきた力は?
  • 探究心が備わっている人(探究心が開いている状態の人)に宿る力とは?

    という3つのテーマについてブレストしていただきました。

    背景作りのブレスト

    「子どもたちの感性を引き出す」という

    のいえ保育園の理念は素晴らしいと思いますが

    理念やサービスに共感できない保護者

    理解してくれない関係者

    悪意を持って攻撃してくる方

    などがいないとも限りません。

     

    そうした方々がいざ眼前に現れた時に

    各自が何を語れるか。

     

    そして

    語る言葉の背景に

    どんなストーリーや

    信念を有しているのか。

     

    こうしたことを明確にしておくことは

    今回の一連の研修において

    すごく重要なポイントだと思っていました。

     

    なぜなら

    のいえ保育園は頭からつま先まで

    本気が詰まって形成されている

    園だからです。

     

    園に集う人はみな

    子どもの可能性を信、

    探究心を引き出す関りを通じて

    豊かな人生が歩める土台を形成する

    というビジョンに

    真正面から取り組もうとしています。

     

    だからこそ私は思うのですが

    (もしかしたら少し過保護化もしれませんが)

    彼女たちには「探究心」や「豊かさ」

    というワードを空転させて欲しくないのです。

    各ペアで思いつくアイディアをどんどん出す

    響きが良く多くの人が感覚的に

    「いいなぁ」と感じるビジョンや標語は

    一転すると、強い攻撃の材料にもなります。

     

    それってどういう意味ですか?

    ちゃんと分かって使ってるんですか?

    それで何が変わるんですか?

    あなたはそれができているんですか?

    こんなところに預けなければよかった

    etc

     

    あの園は理念は素晴らしいけれど

    一人一人は「思考が浅い」「薄っぺらい」

    と判断されると

    信頼の回復に多大な時間を要します。

     

    だから各自の中に

    しっかり自分で語れる背景

    を創作しておくことが欠かせません。

     

    うまく流したり、

    いなしたりする時もあっていいとは思いますが

    真正面から向き合わなければいけない時に

    語る背景も言葉もない

    という状態にだけはなって欲しくないんです。

     

    ワークの様子を見ていて嬉しかったのが

    探究心が備わっている人

    (探究心が開いている状態の人)に宿る力とは?

    というテーマの模造紙にも

    たくさんの付箋が貼られたことでした。

     

    このテーマだけは

    実体験を基にした感覚がない限り

    付箋を貼り辛いだろうと思っていたので

    たくさん付箋が貼られる様子に

    これまで積み重ねてきた

    NOIE QUESTの価値を感じました!

     

    また特徴として

    人生を豊かに生きるためにはどんな力が必要?

    探究心が備わっている人(探究心が開いている状態の人)に宿る力とは?

    という問いには抽象度が高い概念が書かれ

     

    これまで保育や子育てを通じて伸ばそうとしてきた力は?

    という問いには

    非常に具体的なことが多く書かれたこと

    が面白い違いにつながっていました。

     

    例えば上記の問いでは、

    「違いを認める力」「自分を大事にする力」

    といった項目が挙げられ

     

    これまで勤めてきた

    保育の現場を振り返る問いでは

    「ご飯を完食できる力」「決まった時間に眠る力」

    などの項目が挙げられました。

     

    完成した模造紙を見比べた参加者からは

    これまでの保育では

    先生がこどもをコントロールしやすくするためであったり

    指導計画や残食調査のスコアのためであったり

    園長や古株の好みに合わせるためであったり

    なんとなく必要だと思いつつ

    実は無目的であったり

    昔からそうだからで片付けていたり

    必ずしも園児のためにやったこと

    ではないことが多々あったと気づいた

    という声が洩れてきました。

    ブレストの結果を振り返る

    そう気づいた参加者は

    少し落ち込んだ様子に見えましたが

     

    大切なのは

    「目指したい姿から考えたら何を選ぶべきか」

     

    「安全管理や、園の継続に必要な諸指標の達成から考えたら何を選ぶべきか」

    両方の間を行ったり来たりできること。

     

    どちらか一方が正義で

    どちらか一方が悪だということではないんです。

     

    そう話したら、

     

    「あーーーーーー!あり方から選ぶってそういうことなんですね!!」

     

    と一人の参加者が

    まるで別人のような表情と声のトーンで話し始めました。

    あり方とは何かがぱっとつかめたようです。

     

    その姿はキラキラ輝いて見えました。

    人が変容する瞬間って本当に美しい!

     

    そしてこの気づきが他の参加者にも伝播し

    思っても見ない相乗効果を発揮してくれました!

     

    「だからあり方が大切なんだ!」

    「どうあるかを決められたら、何をするかは自然と選べるんだ!」

     

    気づきを喜ぶはしゃいだ声がたくさん聞かれ

    ワークショップデザイナーと冥利に尽きる時間になりました。

     

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    「あそび、音、コトバ、自然、食」から探究心を引き出すには?

    第7回の最後は、

    「あそび、音、コトバ、自然、食」

    から子どもの探究心を引き起こすために

    どんな取り組みが考えられるかを

    クイックに考えていただきました。

     

    第7回は予想していた以上に各所の話しが深まり

    珍しく時間が押してしまったのです・・。

     

    そのため予定していた時間の半分ほどしか

    ワークに取り組む時間を

    差し上げることができなかったのですが

    多くの参加者がびっしり

    「こんなことをやってみたい!」

    と妄想していることをシェアしてくれました。

     

    参加者それぞれ得意な分野が違うので、

    ある参加者は「自然」

    についてたくさんのアイディアがあったり

    他の参加者は「音」

    に対して関心が深かったりと

    個性溢れるアウトプットが並びました。

     

    第8回では

    もっと細部まで取組みを磨き込み

    更に皆さんの背景が深まる時間になれば

    と思っています。

    具体的な仕掛けを検討

    参加者の感想

    Aさん

    今回のほとんどの時間、

    体の苦痛と共に臨んだNOIE QUESTだったのですが、

    気持ちはNOIE QUESTにちゃんと向いていて、

    普段なら「ちょっと安静にさせてください」と平気で言っているのに、

    今回は痛みに負けなかった!笑

    それだけ私にとってNOIE QUESTは大事なんだなと感じました。

    今回は『どんな自分から選んだ行動だったかを観察し続けてみる』という問いで、

    あり方を探究する時間でしたが、これは違うかな??と思いつつも、

    頭の隅の方では何か繋がるものってあるんじゃないかという予感もあって、

    最近ジブリにドハマりしていることを話してみました。

    今まさに、とびだす保育園での自分のあり方や、

    とびだす保育園そのもののあり方を考えたり、

    対話している最中で悶々としている部分もあったので、貴重な時間になりました。

    終盤のワークでは、相内さんからの3つの問いにみんなで答えたことで、

    のいえ保育園としてのあり方ってこっちの方向だよな~!

    とびだす保育園での考えもリンクするな~!

    と感じた部分がほとんどで、

    このままの考えで進んでいけば大丈夫だなと安心しました。

    ただ、私が今書いている文章は、

    「これだよなぁ~」っていう抽象的なもので、

     

    誰かに、

    「それってどういう事?」

    「つまりどっちの方向?」

    「実際にあり方を詳しく説明して!」

    と言われても説明できる段階ではないので、

    もどかしい気持ちも感じています。

    最後に相内さんからアドバイスをいただいたように、

    これがとびだす保育園のり方だな、

    これが自分のあり方だなと思うことをひたすら文字にしてみて、

    しっくりくるものに出会えたら、次の段階として人に伝えてみようと思います。

    その逆は勇気がいるかな。

    そしてあり方というものを磨いていきたいです。

    ジブリの話に戻りますが、ジブリ映画を見るのはもちろん大好きなのだけれど、

    それ以上に私はそれを作った監督や制作にかかわった人たちのことを知るのも好きで、

    最近では本を読んだりラジオを聞いたり今まで以上に夢中になっています。

    この作品をどんな想いで作ったんだろう?

    どんな背景があったんだろう!

    こんなにすごい人たちでも

    こんな苦労があるんだ。

    こうした思想や哲学を持っているんだ。

    と更に魅力にハマっていると共に、

    自分と照らし合わせてのいえの「あり方」について無意識にジブリを通して、

    探究している自分がいることに今日のWSで気付きました。

    絶賛探究中です!イエーイ!!

     

    Bさん

    これまでのワークショップはわからないこともありながら、

    楽しい気持ちがあふれ出ていましたが、

    今回は自分でも何でかわからないくらい、

    頑張って話を聞こうとしても全く話が入ってこず

    何に悩んでもるのかも分からず行き詰る回となってしまいました。

    しかしみんなで考えを挙げていくうちに、

    少しづつあり方について気づける場面もあり、

    自分でも考えが変わってきている部分もあることを改めて知る機会も出来て良かったです。

    また、これまで保育士として疑問を抱きながらもやってきたことに対して、

    やっぱり子どものためにはなっていなかったことを知れたとともに、

    そのやってきたことに対して良い悪いではなく、

    当時はそうせざるを得ない部分もあったということをみんなでシェアする機会が出来、

    やりたい保育ということに向かって、

    少しづつ足並みを揃えて進んで行けるのではないかとも感じました。

    そんな仲間の声を聴くことで人と比べるところではないと分かりながらも、

    自分ではみんなより成長出来ていないなと感じる場面も多々あり、

    焦るともまた違うのですが、それに近しい、

    自分を変えたいなという気持ちがあふれてきました。

    しかし、そんなことを嘆いても時間は止まってはくれないし、

    前に進むしかないので、自分の感情の上げ下げに大忙しの回でした。

    NOIE QUEST自体も残り3回となったため、

    次回までに今回出た宿題にしっかりと向き合い、

    自分の考えをもう一度整理していきたいと思いました。

     

    Cさん

    決める事がある時に、なかなか話が進まない、でも意見を出すと文句が出る。

    他のアイディアや意見は出ない。。。

    やる!と言いだした本人が一番動かない。。。

    そんな状況での私のありかたと行動をシェアしました。

    みんな早めに決めた方が準備もできると思っていたが、決まりかけたところで、

    「それじゃないのがいい」「それじゃおもしろくない」と振り出しに戻る。

    他の人はほぼみんな賛成しているのに、

    文句・否定ばかりで「何だったらいいのか」の意見はくれない。

    そんな状況の中、

    私はそれでもそろそろ決めなければいけない、

    誰かが仕切ってやらないといけないと思って、

    「いつまでにこれを決めよう。」「これとこれが決まっていない」

    などタスクを整理しました。

    そうしたら言い出した方は不満になってしまったようで、

    やらなければよかったと少し後悔しました。

    みんな仕事もあるし早めに決まってほしいという声もあり、

    これは私が!と思ったのですが、

    一番にやる気のあった人の機嫌を損ねてまでやる必要はあったのかなと振り返っています。

    ばかにされたような言い方をされてまで私がやる必要あったのかなとも思いました。

    困っている他のメンバーの声に応えたくてやったことだったのにも関わらず、

    私は「しんどいなあ」「めんどくさいなあ」と思ってしまったことが少し嫌でした。

    自分(の感情)をコントロールできないうちには、

    「こうありたい」というありかたは明確に見えてこないのかな?

    そう思いながら久しぶりのNOIE QUESTに参加しました。

    しかしNOIE QUESTでシェアしてみたら、

    思っていたよりもその出来事が軽くなった気がしたのと、

    完璧に物事を自分が理解していて、的確にやっていける!という自信がないことでも、

    果敢にトライし続けていいのでは?という言葉に納得しました。

    タスクを整理しようとしていた時の私は、

    「決めなければいけないことを早く整理し割り振ること」が1番にありました。

    それなら文句を言われても、

    誰かの機嫌を損ねても(もちろん損ねない方がよかったけれども)、

    気にする必要も怒る必要もなかったのかもしれないなと思いました。

    グループワークでは、人生を豊かにするにはどんな力が必要か、

    改めて考え直すきっかけとなりました。

    のいえ保育園に入ったばかりの頃に描いていた「豊かさ」とは、

    きっと少し違くなっているような気がするが、

    変わらず「豊かな暮らし」「豊かな人生」とは何か、

    探究しつづけようと思いました。

     

    Dさん

    今回のNOIE QUESTは「自分のあり方」の話しから始まり、

    この一か月間を振り返って考えてみましたが、

    浮かぶシチュエーションも言葉もありませんでした。

    前回のクエストから、探究することをしていなかった自分がいたと感じました。

    ただ何となく過ごしていたのか、毎日のことでいっぱいいっぱいになっていたのか。

    でもNOIE QUESTに取り組むことで、今の自分の状態に気づくことができたり、

    スタッフの気持ちを知ることができました。

    自分の心や頭が整うってこういう事なんだと思いました。

    探究についての実体験を聞いたことで、

    悩む自分がいてもいいし、この悩みがのちのち身になるのかなとも思いました。

    そうなればいいなと、また探究したい気持ちが湧いて来ています。

    ワークでは皆の考えを知ることができたり、

    自分が浮かばなかったことをわかるきっかけになったり、

    過去の保育を思い出したりと、

    様々な感情が出てきました。

    こんな保育をしてきたけれど、今後はそういう保育ではなく、

    子どもと一緒に楽しんでいける保育をしたいなと、過去のことを振り返って思いました。

    また保育に士なりたての頃は、めんどくさいなんて考えずに、

    子どもと過ごすこと遊ぶことを純粋に楽しめていたのに…という気持ちも湧いて来ました。

    今回のワークを通して自分のあり方の仕組みが分かったので、

    今度はのいえ保育園の保育士としての自分のり方を明確にしていきたいです!

    最後のワークでは、今後のいえ保育園でやっていきたいことを考えるのにあたって、

    どんなことをしたいか、

    子どもと楽しんでやっている姿を想像しながら考えていきたいと思いました。

    観察、探究って大切だな~としみじみ感じたNOIE QUEST7回目でした。

     

    Eさん

    NOIE QUESTも終盤となり、今回の研修はこれまでの振り返りを含めた内容で、

    難しく感じる点もあったが、考えて答えを出すまでの視点や行動するまでの過程を振り返り、

    行動が変わった点、気付くようになったこと等をじっくり考えられる時間となりました。

    私は自分の子育てを通じて子どもと関わることがほとんどで、

    子どもの力や感性を伸ばすことや引き出すことに関して、

    日々迷いや分からない事にぶつかっています。

    正解がないことはわかるし、良いと思ってやっていることが、

    実は本人には興味がないことで面倒としか思ってないことだったり、

    結果として良い方向にいかないことも、

    子育てを始めて8年経過している中で経験しています。

    その中で、NOIE QUESTを受けたことでラクに考えられたり、

    「子どものやりたい」を止めずに続けさせてあげられるようになったり、

    自分の変化も感じられるようになりました。

    「あり方」について見え始めてきた今、残り3回のNOIE QUESTで、

    今の自分の「あり方」をまとめ上げていきたいです。

     

    余談

    10月にのいえ保育園の皆さんとマラソンに参加することになりました・・・!

    継続して3kmも走れないぼくが、42.195kmなど走れるのでしょうか・・・?

    今から不安で仕方ありませんがベストを尽くしたいと思います。

    マラソンへの出走を決意

     

    人生を自分らしく!

    相内  洋輔

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