WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。私が理事を務めている一般社団法人妄想からアイデアを共創する協会と、iU情報経営イノベーション専門職大学は今年から共同研究を行っているのですが、その流れで同大学の客員教授を拝命いたしました。
同大学のホームページにプロフィール等ご掲載いただいております。
大学でのお仕事は、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科での非常勤講師に次いで2つ目となりました。機会をいただきとても嬉しいです。
イノベーションプロジェクトでの講義
早速先日、イノベーションプロジェクトという授業の一環で、15名弱の学生に講義をさせていただきました。目下開発を進めている妄想アイデアトレーニング「モウトレ」のビジネス特化版をご提供したのですが、たった6分のアイデア出しにもかかわらず、なんと115個ものビジネスアイデアが生まれました!
さすが、大学に入学して以来数年、ずっとビジネスアイデアを創造し続けて来た猛者たちです。息を吸うようにアイデアを作ってしまう瞬発力、実現可能性に縛られない妄想力、カスタマーのニーズを見抜く観察力、どれをとってもお見事でしたー!
モウトレの試作に対するフィードバック力もずば抜けていらして、示唆に富んだご意見をたくさんいただくことができました。
やはりプロトタイプを制作して、ユーザーに提供をしてみる、というプロセスは重要ですね。学生の皆さんにとっては、「仮説構築」→「計測」→「学習」というリーンスタートアップのサイクルをおさらいしていただく生の機会となったように思います。
個人的には、学生の皆さんから「このアイデア創出トレーニングは絶対1年生のうちに全員体験すべき!」と強い推薦のお声をいただけたことがとても嬉しかったです。
アイデア出しはコツをつかめば誰でも無限にできるようになる
アイデア出しはやり方を学び、練習を積めば積むほど、短時間で大量のアイデアを創造できるようになります。一方で、要点を知らないままだと、どれだけ時間をかけても伸びません。何を隠そう、私自身がそうでした。
大学生になりたてだった頃はアイデアを創造する術を全く知らず、夜中までウンウン唸って、しょうもないアイデアを何とか絞り出す…、という体育会系なアプローチを繰り返して燃え尽き寸前だったのです。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、偶然に出会った『考具』という一冊でした。この本からアイデアと向き合う姿勢、アイデア発想の手法を学んだことで、私の毎日は文字通り激変しました。以来この本は大切に持ち続けています。
『考具』が私のアイデア創造を救ってくれたように、私も誰かのアイデア創造の手助けになりたいなあと思っています。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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