注文の少ないリモートワーク

Googleでリモートワークと検索すると「やる気が出ない」というワードが目に飛び込んできます。多くの人がこのワードで検索しているからこそのサジェストです。

 

「リモートワークはけしからんね。仕事も家事も全く捗らん。早くタンタアーンと片付けてみたいもんだなあ」

 

こんなふうに思っている日本人ばかりなのかもしれませんね。私もそのうちの一人だったので痛いほど分かります。テレビ、YouTube、Twitter、Facebook、マンガ、犬、睡魔。ありとあらゆる誘惑に絡めとられて、仕事の捗らない日々が続いていました。

 

そんな私でしたがこちらの記事に書かせていただいたように、つい最近、生産性と幸福感が高まるリモートワークのシステムと運命的な出会いを果たしました。45分先の未来を語ることから始まるため、WiLL Officeと名付たのですが、今では「WiLL Officeなしでは働きたくない」と思うくらい中毒になっています。

 

WiLL Officeの誕生経緯、味わった感動については前回存分に書かせていただいたので、今回の記事では実践のポイントに絞ってご紹介しようと思います。

 

1クールは60分。そのうち5分を目標共有に、45分を作業時間に、10分を振り返りと自由時間に配分するのがWiLL Officeの大枠です。とても注文の少ないやり方なので、興味があればぜひ実践してみてください。チームのコンディションアップに苦心されているような場合は特にオススメします。作業が進むだけでなく、一緒に実施する仲間同士のつながりが育っていくことがWiLL Officeの特徴だからです。

 

この記事がリモートワークに飽き飽きされている方や、効率が上がらず困っている方などの突破口になれば幸いです。

①まず一緒に実施する仲間を見つけてください。5人以下を推奨します

WiLL Officeを楽しむには仲間の存在が欠かせません。詳しくは後述しますが、目標の共有と振り返りを行うからです。そのため、時間を合わせて一緒にリモートワークできる仲間を見つけてください。1~5名程度がちょうど良い人数です。

②開始時間を決めてZoomなどでつないでください

一緒に取り組む仲間を見つけたら、実施時間を決め、Zoomなどのオンラン会議ツールでつながりましょう。作業するパソコンでもいいし、サブ機やタブレットでもOK。私はメイン機の横にサブ機を置く派です。

③始めに5分で取り組むタスクと目標を宣言しあいましょう

参加者が入室し終えたら、まず始めに5分間を使って、これから45分間で何の作業を行うか、作業をどこまで進めるかを全員が宣言しあいます。ぜひ具体的にどうぞ。例えば○○の企画書を8割まで仕上げますとか、返信する必要があるメールを全部片付けますとか。仕事のタスクだけではなく、読書や家事をする宣言もいいですよ。
宣言のコツは「45分あればギリギリ終わりそう」なラインで目標を決めること。できて当たり前の目標はだらけます。宣言を聴いている仲間は、ぜひ「いいね」「やろう!」などリアクションしてみてください。ポジティブな声がけはお互いの気分が高揚します。

④終了時間を決め、音声をミュートに切り替えて作業を始めましょう

全員の宣言が終わったら作業終了時間を確認してください。私たちは分かりやすいように10:00や13:00など区切りの良い時間から始めて、50分になったら集合するようにしています。(目標共有5分+作業45分で50分)
それから音声をミュートにし、各自の目標に向かって作業を開始してください。カメラはONでもOFFでも問題ありませんが、私はONを推奨します。仲間の没頭する姿がとても励みになります。

⑤制限時間を意識しながら宣言したタスクを進めましょう

ひとたび作業を始めたら、タスクの進捗と時間だけに意識を向けましょう。その間たくさんのメールやSNSの通知が来るでしょうが、気にしてはいけません。緊急対応しなければならないもの以外は次のクールで片付けましょう。ゲームをしているような気持ちで、制限時間を楽しんでみてください。

⑥作業時間が終了したら、10分間で進捗を共有しあいましょう

作業の45分間が経ったらミュートを解除して、それぞれ進捗を共有してください。そしてお互いの作業の進捗を盛大に称えあってください。もちろん、完了しなかったこと、できなかったことを責める必要は全くありません。もし作業の進捗が思わしくない方がいたら、どうしたら完了に近づくことができそうかをまず尋ねてみてください。その上で自分に協力できることを考え、提供できるリソースがあれば力を貸してあげてください。
進捗の共有が終わったら、残りの時間は自由時間です。休憩をするもよし、雑談に花を咲かせるのもよし。お茶を入れたり、お菓子を食べたりくつろいでください。ここでのメリハリが、次クールの成果につながります!

⑦振り返りの10分が過ぎたら、2クールめを始めましょう

10分間の振り返り&自由時間が終わったら、新たなクールの始まりです。また始めに45分間で何の作業をどの程度進めるのかを宣言しあい、各自のタスクに没頭してください。連続して時間が取れない場合は、1クールで解散してOKです。私たちは連続6クールを共にする日もあれば、1クールだけスポットで実施する日もあります。使い方は自在です。
以上がWiLL Officeの実践方法になります。WiLL Officeの手順はカンタンで楽ちんです。それでいてこの働き方を始めてから、私も、一緒にやっている仲間も、ご機嫌に仕事を片付けられるようになりました。成果は出るし、仲間ともつながっていられるので、毎日とても幸せな気持ちで過ごせています。
これだけで本当に仕事が進むの? とお感じになられた方もいるかもしれませんが、「うまくいったら儲けもの」くらいの気持ちでぜひ試してみていただきたいです。

 

WiLL Officeというシステムがどうして機能するのかについて、私はいくつかの仮説を持っています。それをこの記事で書いてしまうと冗長になるので、また次の記事に託そうと思います。お読みいただきありがとうございました。皆さんの人生がさらに明るくなるためのヒントになれば嬉しい限りです。

相内 洋輔

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