「お菓子」はワークショップの明るさを高める演出装置

WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。きのう近所のスーパーに買い物に行ったら、ハロウィーン仕様のパッケージに包まれたお菓子たちがワゴンセールになっていました。思わず買い込んでしまおうかなと考えたのですが、直近で主催するワークショップがないため、やめておきました。私が主催のワークショップの予定があれば、これ幸いと買い込んだのにな!

というのも、お菓子の存在はワークショップの雰囲気にかなり効いてくるんですよね。あるとないとでは、だいぶムードが変わります。

目次

お菓子の存在はワークショップを明るく和やかにする

お菓子は各テーブルに置いておくこともあれば、会場後方などにブースを設置して自由に立ち寄れるようにしておくこともありますが、どちらの場合もワークショップの場を明るくすること、和やかにすることに一役買ってくれます

まずお菓子が置いてあると、それだけで視覚的に楽しいですよね。キラキラした包装に包まれたお菓子が見えている景色は、本当に視覚効果が高いと思います。もし殺風景な部屋、厳つい部屋などでワークショップを開催しないとならない場合は、お菓子を置いておくだけでもだいぶ部屋の雰囲気が変わって見えます。

また、リラックスやリカバリーの効果も高いです。たとえば、初めての人どうしが会うワークショップ。お互い初対面なので緊張感が高いのですが、お菓子を食べられる環境だとリラックスなムードになりやすいです。一緒に何かを食べると、ちょっと心の距離感が縮まったりするんですよね。

あるいは、3~4時間ぶっ続けでアイデアを創造するワークショップなどでも、お菓子は重要な役割を果たしてくれます。人は頭を使い続けると、何かエネルギーを補充したくなりがち。こうした時にチョコや飴があると、最後まで頭をフル回転させることができます。

中学生や高校生が集うワークショップなどでも、お菓子があると喜ばれます。自分が中高生の時なんてずっと腹ペコでしたし、お菓子があるだけでテンションが上がる人も多数いますよね。学校とは違う場所、環境であることを暗に感じていただく効果もあります。

こんな風に、お菓子はいろいろなシーンでワークショップをより盛り上げてくれる、ワークショップの強い味方なのです!

お菓子選びの注意点

ただし、全部のワークショップにお菓子を置いておく必要はありません。きわめてシリアスなテーマのワークショップなどでは、逆にお菓子のポップさが邪魔をして、世界観に没頭できなくなってしまうなどネガティブな作用も起こり得るので、頭に入れておくと良いです。

また、お菓子は手が汚れないものに限定するのがGoodです。いくら美味しくても、手がベタベタになってしまうお菓子をワークショップ中に出してしまったら、みんな手を洗いに出て行ってしまいますよね。こうなると場が騒がしいし、グループワークの進行にも支障が大きいです。

そのため私は、小包装されていて、手を洗う必要がないお菓子を中心に選ぶようにしています。よく買うのは「アルフォート」と「三ツ矢サイダーキャンディー」です。これらはどこのコンビニでも大体売っていますし、定番商品で、美味しいという三拍子揃ったお菓子だと思うのです。いわばエースと四番! 私はこの2つを軸に、参加者の属性に合わせてしょっぱい味のお菓子・せんべいなどを足したり、グミ系のお菓子を増やしたりします。

お菓子の量は、多すぎず少なすぎずの塩梅が良いです。グループに配っておく際は、グループの人数分を下回ることが無いように注意しましょう。

季節のお菓子も会場の雰囲気を上げてくれる

冒頭でハロウィーンの話題を出しましたが季節にぴったりの包装が施されたお菓子は、かなり場のムードを明るくしてくれますので、狙い目です。

秋はハロウィーン、冬はクリスマスと、みんながよく知っているイベントが続きます。こうしたタイミングでワークショップをする際は、季節感がよく出ている限定商品をひとつチョイスしてみましょう。これだけで会場の話題や笑顔が増えて、かなり雰囲気作りを助けてくれます。

お菓子は、人を簡単に笑顔にしてしまうパワーを持っています。ぜひワークショップの運営に活かしてみてください! 今日はここまで。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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