「地域の思いをつなぐ若者育成事業」八戸・青森会場にてワークショップを開催しました

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。青森県教育庁生涯学習課企画振興グループ様からご依頼をいただきまして、地域の思いをつなぐ若者育成事業でワークショップを提供させていただきました!

突然ですが、青森のソウルフード、味噌カレー牛乳ラーメンをご存知ですか? 私は主催者のご好意で、味噌カレーラーメンが美味しいお店に連れて行っていただきました! 初めて食べた味噌カレー牛乳ラーメンはとてもクリーミーで脂っこさがなく、味噌や醤油のラーメンとは一味も二味も違いました。

口に残る柔らかな味わいが心地よく

今日のワークショップもこんな余韻で終われたらいいな

と思いながらDay2が開幕しました!

目次

地域の課題をポジティブ変換!

Day2となった今回は、地域の課題やもったいないと感じる事柄を、ポジティブ変換してみることに挑戦いただきました。人の弱みは強みと表裏一体であるように、地域もそう捉えてみると何が見えるでしょうか。

例えば電車の本数が少ないことは、観光客にとっては不便ですが、観光客を相手にしているタクシー運転手からしたらチャンスです。

高校生の通学にとってはデメリットかもしれませんが、地球温暖化から見つめてみればエネルギー消費が少ないことはむしろポジティブです!

このように、どの立場から見るか、誰の視点から考えるかによって、地域の特徴は弱みにも強みにもなります

地域の課題を自分たちだけの視点で断定しがちな若者にとって、多様な主体の立場から物事を捉え直してみる練習は重要だと思います。

裏を返せば新しい可能性が広がる

私は震災以降、100人以上の高校生の地域活動を応援してきました。うまく進む活動もあれば、頓挫してしまうものもありました。傾向として、地域の大人から理解を得られていない活動ほど、どこかで壁にぶち当たることが多かったように記憶しています。いま振り返ってみれば、その要因の一つが、他者視点の欠如だったと思います。

他者の視点から考えてみる、というのはそう簡単なことでありません。実際今回のワークショップでも「難しい…」と呟いてみたり、そう顔に書いてある若者が何人もいました。それでもみんな積極的に対話をし、面白そうな地域活動案を作ってくれました。

中でも、たくさんゴミが落ちている場所がある。ネガティブなことだと思っていたけれど、裏を返せば、地球環境についてみんなが間近に考えるチャンスだと思った、という発表が強く印象に残っています。

私が趣味で通っている渓流にも、たくさんの廃棄物が不法に投棄されています。それを見つけるたびに悲しくなるのですが、そうか、環境問題を啓発するチャンスだったかと、こちらも学ばせてもらいました。

年齢や経験を超えた触発が生まれるからこそ、ワークショップは面白い、とつくづく思います。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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