三陸沿岸の水産業者で働く若手社員にレゴシリアスプレイを提供

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。先日フィッシャーマン・ジャパン様からご依頼をいただき、三陸沿岸の水産業者で働く若手社員にレゴシリアスプレイを提供させていただきました。

入社してからの日々を振り返っていただき、仕事に対しての価値観や、これから力を入れて行きたいことを発見していただく意図でのワークショップでした!

目次

作品① 職場での私

まず始めに「職場での私」という作品制作に取り組んでいただきました。自分の現在地を明確な言葉で定義できている若手の方は、世の中を見渡してみても、そう多くはないのではないかと思います。そのため作品制作を通じて、まずは自分がどんな状況にいるのかに目を向けていただくことから始めようと思いました。

なぜなら、自分の現在地を確認することはスターティングブロックを設置するようなもので、足元がしっかりと固まれば、前進に弾みがつきます。逆に言えば、自分の立ち位置が見えないまま理想の状態だけを追い求めてもなかなかうまくいきません。

今回は入社したてで四苦八苦している様子や、自信が無いながらも一段ずつ階段を登ろうと上を向いている様子、情報のシャワーを大量に浴びてどうアウトプットしようか思案を深めている様子などを表現いただきました。

作品② 私らしい職場貢献

続いて「私らしい職場貢献」という作品を探究いただきました。若手の社員はとかく、全方位に貢献しなければならない、というプレッシャーを抱えてしまいがちなもの。それだと疲弊してしまったり、結局何をやったらいいのかがぼやけてしまいます。

そのため「自分らしさ」に立脚した、能動的な職場貢献の意欲を喚起できたらと思い、このお題を提示しました。らしさというのは特性であり長所ですから、無理なく続けることができたり、前向きな力が湧きやすいのではないかと思うのですよね。

実際に、部門間の橋渡し役になること、担当している鮮魚を世界の市場へ販売していくこと、品質管理の向上に励むことなど、それぞれの性格や想いに応じた作品がつくられ、共有が大いに盛り上がりました。

作品③ これからの私に必要な習慣

これらの作品を作っていただいたうえで、『だから僕たちは組織を変えていける ワークブック』を参照させていただき、

  1. あなたが仕事を通じて笑顔にしたいのはどんな人ですか?
  2. その人に届けてあげたい価値は何ですか?
  3. どんな創意工夫をすれば、その人はもっと笑顔になり、あなたはワクワクできますか?

という項目について自分の考えを整理していただきました。

それから「これからの私に必要な習慣」という作品制作を通じて、今後の意識の置きどころ、実行するアクションを深堀りしていただきました。日常に違いを作るには、新しい習慣を作ることが早道です。継続して取り組むべきアクションが設定できたら、もう成長は始まっています。

各参加者からは、理想の未来の実現に向けたピュアな思いが語られ、とても爽やかな終幕となりました。

上質な内省の機会を届け続けていきたい

今回参加してくださった方々は全員熱心にワークを進めてくださり、とても嬉しい気持ちでワークショップを進めることができました。入社の年次が浅いだけに、これから様々な苦労や葛藤がやってくるだろうと思いますが、今回の体験が少しでも航海の支えになれば、ワークショップデザイナー冥利に尽きます。

「あのワークショップを体験することができたから、今の私がある」と思える人がもっともっと増えていくように、これからも上質な内省の機会を提供し続けていきたいなと、気持ちが新たになった回でした。ご依頼をいただきありがとうございました!

対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔

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