インプロビゼーション(即興劇)に魅せられて

背景を追加して、一緒に帰ろう?を演じる

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。

私は仙台を拠点にワークショップの企画運営や

ファシリテーション、コーチングなど、

人が前進するための場作りを行っています!

昨日はプロコーチとしてのトレーニング日でした。

朝から6時間みっちりトレーニングを積みましたが、まだまだやりたい!

自分の意図で始めたもの

やり甲斐を感じられるものは

何時間やっても疲れませんねー!

そして昨日は自分にとって大きな発見がありました。

インプロビゼーションを

ワークショップとして扱えるようになりたい!

と思ったのです。

目次

インプロに興味が湧いたきっかけ

コーチとしてのトレニンーグが始まる直前に

コーチ仲間とスタバでお茶を飲みながら近況報告をしていた時でした。

1人の仲間が「最近インプロにハマっているんだ!」

と教えてくれたんです。

私はインプロに対してのイメージは

文字通り「即興劇」という認識でした。

今さら自分が演じることには興味は無いから

きっと私とインプロとは無縁だろうなぁ

と思いながら話しを聴いていました。

しかし聴けば聴くほど

インプロとワークショップの相性の良さ

が浮かび上がってきます。

(実際に世の中にはたくさんのインプロワークショップがあることは知っていました)

特に「パーティー後の片付け」

というシーンをパートナーと即興で演じる

というワークの共有は衝撃でした・・・!

ざっと要約するとこんな感じです。

・1回目は何の制約もなくただ演じる

・2回目は片方だけが呼びだされ

「あなたのパートナーは自殺を考えている」

という前提で演じるよう指示が入る

・するとかける言葉や気にするポイントががらっと変わる!

パートナーも、1回目の時より愛情や気遣いを感じて嬉しかったという感想

・3回目は「あなたのペアは何をやってもダメな人」

として演じることが課せられ

パートナーをその通りに扱った。

パートナーはすごく寂しくて辛かったという感想。

これを聴いた時

私はまだ残っていた眠気が吹っ飛びそうでした。

単純なワークの中で

ものすごいことが起こっている!!

インプロに感じた可能性

2回目の時に

「あなたのパートナーは自殺を考えている」

という情報を教えられた際は

1回目と同じ単純なシーンを演じているだけなのに

声がけや気遣いのポイントががらりと変わったんだそうです。

パートナーも相手の愛情や暖かさを

正確に感じ取っています。

3回目の時は

「こいつは何もできない。任せてはだめだ」

という思考から

管理・指示命令を中心としたコミュニケーションになり、

パートナーはそう扱われることがとても寂しく、疎外感を感じています。

このインタラクションから導き出せるポイントは2つあります。

「自分の声がけや行動は相手をどう扱っているかに強く影響される」

「自分が人をどう扱っているかは相手にちゃんと伝わっている」

ということです。

これがつかめると、

自分は身の周りにいる人達をどう扱っているか

そこからどんな言動を起こしているか

そしてどんな結果が生まれているか

を観察することができます!!

これらを参加者に座学でつかんでもらうのは私の技量では難しいため

これまではワークショップのテーマとして扱うのは控えておこうと考えていました。

しかし、体験知として実感できるのであれば話しは別です!

私はこのシェアから

ばっと視界が開けたような感覚を得ました。

きっとこの他にも

私が諦めていたテーマを扱える余地があるはず

という確信を得たからです。

ワークショップの進化に向けて

こんないきさつで、

私はワークショップの中でインプロを扱うと決意しました。

最近私は、

どうやったら私のワークショップは進化するだろうか?

という問いと正面から向き合っていたので

突破口だとなる切り口が見つかりワクワクしています。

実は私は

3歳~22歳まで舞台で演劇をしていました!

若い頃はそのことをは人に話すたび

(特に中学校とかは最悪でしたね)

「え?演劇!?」

と小バカにするような反応が多かったので

ちょっと傷つくと共に

人に説明することへの面倒くささを抱えて生きて来ました。

そのため演劇の経験は押入れの奥底に仕舞っているような状態だったのですが、

ここでまた人生につながってくるのかーー!

演じるの好きだったよなーーーオレ!

となんだかすごく嬉しいし、

自分っぽいな、合っているなって手ごたえを感じています。

そういえば、

私が一番長く使っているワークも

演劇のコツを体感してもらいたくって作ったワークです!

無邪気に笑えるとっておきのアイスブレイク! ~あべこべエモーション~

だからこそ、インプロとのご縁を感じずにはいられません!

そういう感覚ってとっても大切ですよね。

経験はつながる。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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