WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。先日、ケヤキッズ保育園グループ様の中堅職員としてリーダーシップを発揮されている12人の方々を対象にした研修を開催させていただきました。
今回のワークショップでは、保育園の新人や若手をどう育てていくかをテーマに、4時間のLEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎をご提供させていただきました。
新人 / 若手育成を捉え直す対話
今回は研修のテーマに沿って、『新人時代の私』『保育士としての成長』『新人と関わるうえで大切にしたいこと』という3つの作品を作っていただきました。
その中でも特に盛り上がったのが、『新人時代の私』というお題での作品制作〜シェアでした。頭の上に大きな重石が乗っている様子、体が半分埋まっている様子、頭と体がバラバラになっている様子などなど、皆さんそれぞれが新人として苦労された経験をお持ちで、久しぶりに当時の記憶が開かれたことから、対話が大いに盛り上がっていました。
こうした苦労や葛藤の記憶は、若手社員に寄り添ううえでとても大切な要素です。自分にも新人時代があったことを心の片隅に置きながら若手と関わることができたら、そこにはきっと、これまでとは異なる質のコミュニケーションが生まれるはずです。
LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎研修のご感想
今回、参加者の皆様からは、
「新人時代に自分が悩んでいたことを思い出したことで、明日から新しい関わり方を作れそう」
「新人時代に助けてくれた先輩に改めて感謝の気持ちが湧いた。一方で、嫌だなあと感じた先輩の指導も思い出した。自分がそうならないように意識して新人と関わりたい」
「押し付けるのではなくて、丁寧にコミュニケーションを取っていくことの大切さを再発見した」
などのご感想をいただきました。
同じ意識を持った仲間は心強い
若手社員の育成はどうしても時間がかかりますし、エネルギーが必要です。中堅職員の皆様は任されている業務範囲も広いでしょうから、忙しさでなかなか手が回らない時もあることと思います。
ですが、こうして改めて職員の意識を統一し、協力しあって育成環境を整えていけたら、きっと素晴らしい先生方がたくさんご活躍される園であり続けられるはずです。
短い時間ではありましたが、この研修がケヤキッズ保育園グループ様のさらなる発展の一助となれば、ワークショップデザイナーとしてとても嬉しい限りです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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