作って、語って、発見する! 手に委ねて未来を創る LEGO®SERIOUS PLAY®

「課題や現状は分かっているんだけど、何から手を付けたらいいか分からないんだよね……。だからワークショップをやって欲しいんだけど、積極的に自分の意見を言うメンバーばかりじゃないから、うまくいかないんじゃないかと思ってて……。」

ワークショップの依頼主が、組織の現状についてぽろっと本音を語ってくださった直後、私は迷わずLEGO®SERIOUS PLAY®(以下レゴシリアスプレイ)のワークショップをご提案しました。

目次

レゴシリアスプレイはまるで熟達したコーチ!

なぜなら、レゴシリアスプレイはまるで熟達したコーチのように、参加者の心の中に潜んだ本音を引き出し、組織や個人が前へと進む力を授けてくれるからです。しかも、意見を述べるのが得意かどうか、レゴブロックを上手に扱えるかどうかなどは、全く関係なしに!

レゴシリアスプレイは、MIT(マサチューセッツ工科大学)やシカゴ大学で研究されていた、教育学や心理学に基づき設計されたメソッドです。

私は15年間に渡って多くのワークショップを実施してきましたが、まだ言葉や形になっていない心のモヤモヤを明確にし、未来へ向けての行動を作っていくにあたって、これ以上に効果的で、人の気持ちが前向きに動き出すワークショップを他に知りません。

だからレゴシリアスプレイのワークショップをたくさんの方に体験してもらって、組織や個人の課題を解決するアイディアを鮮やかに生みだしていただけたらなあと日々考えています。

手は答えを知っている!

レゴシリアスプレイでは指を使って考えること、つまり会のテーマに沿った作品をレゴブロックで作り上げることから、参加者をこれまでになかったアイディアや解決策の発見へと導きます。

組織や個人のビジョンメイキング、直面している問題の解決や解消、コミュニケーションの改善、新しいサービスや商品の開発など、様々なシーンで活用できる守備範囲の広さも、レゴシリアスプレイの魅力のひとつです!

仕上げた作品については参加者一人一人が均等に持ち時間を使い対話を深めていくため、通常のワークショップよりも長めに時間がかかることや、専門のトレーニングを積んだファシリテーターの数によって参加上限人数が規定されるというデメリットもありますが、それらを補って余りある成果を生み出してくれます。

多様な参加者が同じテーマについて語り合える

冒頭の提案の末に実施させていただいた「南三陸町への幸せな移住を探究するワークショップ」は、南三陸町になじみがなかったり、移住なんて少しも考えたことがなかったり、人前で自分の意見を話すのが苦手だったりと、さまざまな属性の方が集まってくださった会でした。

普通のワークショップなら、みんなが共通して対話できるテーマはあるのだろうか……、お招きする人を間違えたかもしれない……、うまくいくだろうか……、などと悩んでしまうような状況かもしれません。

しかしレゴシリアスプレイのメソッドを活用したワークショップに関しては、知識や経験に濃淡がある方々が集まっている場や、一見すると正解など見つかりっこないようなテーマにおいても、適切な問いとワークを設計することで、有益なインスピレーションを生み出すことができます。

ちなみにこの会では、「最悪な移住」という作品の製作を皮切りに対話を深めていただきました。

外側から見ていると美しいのに、内側から見てみると一人のキーパーソンが全ての重荷を抱えている状態の町

町民側へ近づくための梯子がかけられているように見えるのに、移住者が梯子を登りきることはできない町

移住者と町民がお互いに距離を取って監視しあっている状態の町など、

会場内には、もし自分がそうした町に移住をしてしまったら、一体どんな悲劇が起こるのだろうか……? と背中がゾワゾワするような作品たちが並び、対話が全く途切れませんでした。

参加者どうしの共通の価値観を発見!

続いて「思わず移住したくなる町」という真逆の状態を現わす作品を作っていただき、最悪と最良の移住を味わいきったうえで、南三陸町への幸せな移住を増やすために、移住・定住支援センターが2023年までに実施するアクションを創造していただきました。

出来上がった約10個のアクションを時系列に並べてみると、直近の2020年にばかり多くのアクションが集中している状況が見て取れ、役割分担や優先順位づけを行ったり、中長期的な計画を立てることの必要性が一目瞭然に!

また、それぞれが違う作品を作っていながらも、場に集ったメンバーが共通して大切だと感じていることは「橋渡し役になること」「情報を集約し内外に発信すること」「積極的に人とつながりあうこと」という3つのテーマに集約されることが分かりました。

移住を全く考えたことが無いような人や、自分の考えを話すのが苦手だったりする人たちから生まれた成果とはとても思えないほど、移住についての本質を的確に捉えながら、普遍的な価値について深く考えることができた時間になったと思います。

このように、レゴシリアスプレイのメソッドからは人間の持つ想像力が刺激され、現状に新しい意味を見出すことができたり、変化や改善への行動を導き出すことができたりと、組織や個人をこれまでとは全く違う次元へシフトさせるための手がかりが得られます。

しかも押し付けではなく自然に、ですので、私がこのワークショップを頼りにしている理由もお分かりになっていただけるのではないでしょうか!

当日の様子は5分程度の動画にまとめてみましたので、ご興味がある方はぜひこちらをご覧ください。

お互いにとっての正論を作り出すために

最近私は宇田川元一さんがお書きになった、他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論という本を読了しました。宇田川さんは、組織に属する人どうしの心の溝を埋める行為を、橋を架けるという言葉で表現されていました。

そして橋を架けるとは、片方だけの正論を取り入れるのではなく、両者にとっての正論を作っていく作業だとも書かれていました。

これはまさに、レゴシリアスプレイを通じた対話のプロセスによって作られる成果そのもの!

ちなみに、いまの日本において、対話を通じてお互いにとっての正論を作り上げることができている組織が、一体どのくらいあるでしょうか? 残念ながら、まだまだ、その数は多くないのが現実だと感じます。

実際、私もサラリーマンだった頃にそうした組織に属していたことがあり、自分の心を殺すようにしながら、じっと数年間を過ごしたことがあります。

だから私は、私が実践してきたワークショップや、専門的に学んだコーチング、そしてレゴシリアスプレイの手法が、あなたの組織をアップデートするためのお役に立てたら嬉しいなあと思っています。

ここまでこの記事を読んでくださったあなたはLEGO®SERIOUS PLAY®を、あなたの組織をどんな状態へアップデートするために活用してみたいですか?

この問いかけについて、答えが見つかった方や、一緒に答えを探したい方がいらしたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

ワークショップの空間でお会いできる日を楽しみにしています。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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