先日、情報経営イノベーション専門職大学の学生さんと、株式会社要の社員さんたちに、妄想アイデアトレーニング 「モウトレ」をご提供させていただきました。妄想は現実を救うという信条のもと、アイデア発想力と、コミュニケーション力を高めることを目的にデザインしたワークショップです!
イノベーションの期待ばかりが膨らむ日本
最近の日本社会では、多くの方が、常にイノベーションの期待を背負わされているように思います。ですが、アイデアは、じっとしていても生まれません。思いもよらぬ新結合は、想像力を高め、普段の思考の枠外へ意図的に飛び出してみることから誕生します。
この点について、佐宗邦威さんの新著『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』には、とても象徴的な一文が記載されています。
妄想というと、現実逃避のようなネガティブな語感を持ちますが、クリエイティブには欠かせないものです。
そこでモウトレです!
モウトレとは?
モウトレは
- 協働を通じて心身を柔らかくするパート
- MouMa.bizを使ってアイデアを大量に考えるパート
- アイデアを皆で磨き込むパート
という3部構成になっていて、各Stepを段階的に上がっていくことで、アイデア発想に必要な想像力と、アイデアを前に進めるためのコミュニケーション力が高まっていきます。
メインとなるブレストパートではMouMa.bizというサイトを活用してアイデア出しを行うため、参加者全員のアイデアは自動で一覧化されます。ポストイット等のようにかさばらないため、どれだけのアイデアを入力してもスペースを食うことがありません。
この即時性が高い情報処理によって、いいなと思ったアイデアを土台に、新しいアイデアの創出がしやすい環境になっています。アイデア出しは連想ゲームです。連想の取っ掛かりが多ければ多いほど、たくさんの跳ねたアイデアが現れます。実際に今回の会場では参加者のインスピレーションが湧き続け、30分にも満たない時間で、270個の面白いアイデアが生まれました!
「リラックスできるアイテム」というお題でのアイデア出しだったのですが、リアルに商品化できそうなアイデアが多々あり、20人が一斉に同じテーマに向かって頭を使うことのパワフルさをひしひしと感じました。会場内には、終始笑い声が響いていました。
今回は、MouMa.bizの開発主である株式会社要様、いつもご一緒させていただいている株式会社Pallet様とのご縁で、ワークショップ設計とファシリテーションをご依頼いただきました。面白い案件に出会わせていただき大感謝です!一緒にモウトレを世に広めていきましょう!
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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