ぬま大学ラボ第3期 公開ワークショップを開催

気仙沼は震災後に通った都市の中で最も訪問回数が多い町ですが、行くたびに「一つの地域に根差して生きる喜び」を私に感じさせてくれる、とても大切な町です。

目次

気仙沼はエネルギーに溢れている!

力まずに、でも真剣に町の未来を考え、実行に移そうと前を向く気仙沼の皆さんにお会いすると、自分もこういう風に生きなきゃなと、自然と新たな決意が芽生えます。

誰もがアートや表現活動を楽しめるようになるには?

子ども達が大人になったときに色の豊かさを語れるようになるには?

地域ごとの価値を活かして、気仙沼の観光をさらに盛り上げるには?

誰に強制されるでもなく、町のよりよい未来を語られる参加者のみなさんがとても逞しく、気持ちが高揚する素敵な時間を過ごさせていただきました。

悠久のリズムと共に

発表者へのコメントに触発を受け星野道夫さんの『旅をする木』から、都会と気仙沼の時間感覚の違いが価値になることをお伝えしたところ、会場にお越しになられていた菅原茂気仙沼市長がさらに引用してくださり、悠久のリズムというワードと、それに伴う感覚を共有いただきました。

気仙沼はまさに、悠久のリズムが静かに、でも力強く鼓動し続けてきた町だと私は感じます。その継承と循環を、こうしてほんの少しだけお手伝いさせていただいている。そのことを私は、とても光栄に思うのです。

また来期も気仙沼の皆様にお会いできることを楽しみにしております。

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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