WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。
対面でのワークショップを開催できない状況において、ワークショップデザイナーは何の役に立てるのか?
2~3週間ほど悩んだ結果、機能する対話のきっかけを提供することではないかという結論に至りました。(詳しくはコチラをご覧ください)
私はこの不安定な状況下に置いて、機能する対話は「サーフボードのような存在」だと思っています。
コロナウィルスが終息するまでには、我らが体験したことも無いような波が、今後も次々に押し寄せてくることでしょう。
それらの荒波に飲み込まれるのではなく、波を乗りこなしながら未来へと進む力を作っていくためには、機能する対話が欠かせません。
また、刻々と変化していく状況の中で、精神状態を良好に保ちながら日々を過ごすためにも、同じことが言えます。
そこでこのブログでは、機能する対話の増加を意図して、ワークショップ形式での対話手順をご紹介することに決めました。
複数人で意見交換をしていただくのもいいですし、個人の内省にも使っていただけるように設計しています。どうぞ必要に応じて、ご活用ください。
今日のテーマは、「今だからこそ、大切な人にプレゼントを贈ることを想像してみる」です。
つい先日、私が敬愛している先輩から「美味しいコーヒーを仕入れたから送るよー!」と連絡をいただきました。
それがすごーーーーーく嬉しかったんですよね。まだコーヒーを飲む前から、心がぽっと暖まったような心地がしました。
きっとこういうタイミングだからこそ、自分のことを想ってプレゼントを送ってもらうって、すごく心にしみるんだなと。
そこで今日は、あなたが大切な人にプレゼントを贈るなら? を一緒に考えてみたいと思います!
大切な方へプレゼントを贈るとしたら?
今日は本題から行きましょう!
今あなたは誰にプレゼントを贈りたいですか?
その方には、どんな気持ちを味わって欲しいですか?
早速ですが、始めにこちらについて考えてみてください。何を贈りたいかまでは、まだ考えなくてOKです。
時間は10~15分程度でお願いいたします。
書き終わったら、お一人で読んでくださっている方は、次のパートへ進んでください。
複数人で読んでくださっている方は、誰にプレゼントを贈りたいか、それぞれにどんな持気持ちを味わってもらいたいかを共有しあってください。
どんなプレゼント候補がある?
続いて、考えていただきたいのがプレゼントの候補です。
あなたの大切な方々に今プレゼントを贈るなら、どんな物が候補になりますか?
具体的には、以下の6つの切り口から、思いつく物を書き出してみてください。
- 今だから喜ばれそうなもの
- 応援したいお店の品物
- あなただけのとっておき
- 意外性があるもの
- 幸せな気持ちになるもの
- あなたがもらったら嬉しいもの
きっと、考えるのが難しいなと感じる項目もあるかと思います。その場合は、無理にひねり出す必要はありませんので、自然と湧いてくる物だけに意識を当ててみてください。
また、他の項目とかぶってしまう、という物もあるのではないかと思います。その場合は、どこか1つだけに書いておいていただいてもかまいませんし、当てはまる項目全てに書いていただいてもOKです!
時間は、10~15分程度でお願いいたします。
書き終わったら、お一人で読んでくださっている方は、次のパートへ進んでください。
複数人で読んでくださっている方は、どんなプレゼント候補を思いついたかを共有しあってください。
いま大切な人へプレゼントを贈るということ
今日、最後に問いかけたいのはこちらです。
いま大切な人へプレゼントを贈ることには、どんな価値がありますか?
この問いかけには、正解も不正解もありませんので、あなたが感じたままの回答で大丈夫です。
自分にとってはどんな価値があるか、相手にとってはどんな価値があるか、それぞれの視点から考えてみてください!
時間は10~15分程度でお願いいたします。
まとめ終わったら、お一人で読んでくださっている方は、あなたの大切な人たちのことを想像してみてください。
複数人で読んでくださっている方々は、それぞれにとってどんな価値がありそうだと感じたか、みんなで共有しあってください。
チェックアウト
最後にチェックアウトとして、下記の2つを見つめてみてください。
・今日の気づき、発見はなんだったか
・今どんな気持ちを感じているか
1人の方は、ノートなどに書いてみることをおススメします。
複数人の方は、ぜひ率直な感想を共有しあってくださいね。
今日はこれで完了です!
最後に
・コロナウィルスに関連することを考えたり、ご自身のことを見つめるに当たって、不安に押しつぶされそうになったり、自分自身でいられなくなってしまうような恐怖を感じた場合などは、決して1人でなんとかしようとせず、ご家族や友人などの信頼している方、カウンセラーやコーチなどの専門家にSOSを発信してください。
・本記事の内容については、資料も含め、ご自由にお使いください。もしお役に立てましたら、SNSなどでシェアしていただけますと嬉しいです!
・対話を設計して欲しいテーマについてリクエストがあれば、コメント欄、メール、TwitterのDM等でお知らせいただきましたら前向きに検討させていただきます!
今日も一日お疲れ様でした。また明日!
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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