WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。先日、公益財団法人宮城県スポーツ協会様からご依頼をいただき、みやぎ「夢・復興」 ジュニアスポーツパワーアップ事業にて2つの講義を開催させていただきました。
こちらの事業は宮城県と私が以前勤めていた東日本大震災復興支援財団との協業で始まり、ちょうど初年度から数年間は私も担当の一人として活動に従事していました。
独立後は関わりがなくなってしまっていましたので、今回講師としてお呼びいただきとても嬉しかったです。
コミュニケーションってなんだろう?
午前中は小学校5〜6年生に「コミュニケーションってなんだろう?」というテーマで講義をさせていただきました。
コミュニケーションの基本的な性質から始まり、言語・非言語のコミュニケーション、心理的安全性の重要性、ダニエル・キムの成功循環モデルなどに触れながら、
周囲と良いコミュニケーションを取ることが、アスリートとしての成長や、試合での勝利には不可欠であることをお話しさせていただきました。
相手に伝える、相手の言いたいことを察することを練習いただくために実施したぴんくのだんごむしでは、チームでのコミュニケーション量が活発な順に順位が決まり、あらためて関係性の質が結果につながることを実感いただくことができました。
前進を生み出す思考力の磨き方
午後は中学校1~2年生に「前進を生み出す思考力の磨き方」というテーマで講義をさせていただきました。
私は、幸福の形や、人生の選択が多様になったこの時代において、自分の頭で考えることほど大切なことはないと考えています。答えが決まっている時代はもう終わったのです。もちろんアスリートとしての成長においても、自分で考え、試行錯誤してみる姿勢が成長を加速させてくれます。
そこでこちらの講義では、悩むことと考えることの違いや、コルブの経験学習サイクルなどについてお話しをしながら、仮説を立て、実行し、振り返ることの重要性をお伝えさせていただきました。
後半は自分が考えていることの言語化を助けるツールとしてマインドマップをご紹介し、実際にマインドマップで講義の整理をする体験をしていただきました。
どちらの講義も、何か一つでも受講生の皆さんの血肉になれば嬉しいです。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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