WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。
仙台を拠点にワークショップの企画運営や
ファシリテーション、コーチングなど
人が前進するための場作りを行っています!
手書きのメッセージをもらった時
私は決まって幸せな気持ちになります。
書いてあることが短くても
メールに書いてあったことと変わらなくても
たまに読み返して力をもらったり
部屋に飾ってみたり
不思議と暖かみを感じるんです。
だから手書きのメッセージって、
ワークショップの効果を高めるアクセントになるんですよ。
ワークショップと手書きのメッセージの相性
私が運営するワークショップでは
手書きのメッセージを交換してもらうことがよくあります。
手書きのメッセージは、
人と人との間にある壁を柔らかく取り除いてくれるため
意図的にワークに組み込んでいます。
時間がかかるからこそグッとくるんですよね。
文字と文字の交換じゃなく、
心と心の交換の時間なんだろうなぁ。
私の場合は、
自己を開示するワークの終わりに
メッセージカードを交換し合うようにしています。
どんな年代の参加者でも、
自分を開示するのは不安が伴うものです。
こんなことを言って大丈夫だっただろうか
変な人だと思われなかっただろうか
ちゃんと意味が伝わっただろうか
私はよく人の目や評価を気にしてしまうので
こうしたことを心配になってしまう気持ちが
とてもよく分かります。
そんな時に、
手書きのメッセージをもらえたらどうでしょう?
しかもそこには、
どんなことに共感したか
どんな点が素晴らしいと感じたかなど
読んで嬉しい感想がたくさん書かれていたら!
安心するし、嬉しくなりませんか!?
ワークショップは相互作用!
ワークショップ研修の進め方~私が基本としている3つの仕掛け~
にも書いたのですが、私は、
ワークショップは参加者どうしの触発によって深まると考えています。
お互いが触発しあうには、
それぞれの心がオープンになっていることや
この場はありのままの自分でいていいところなんだと
参加者自身が安心できることが大切です!
でも、
自分自身を持ち出すことを強要すれば
期待に反して人の心は閉じていきますし
ありのままの自分でいていいよ!
と言えば言うほど、
そんなふうにいられるわけがないじゃない?
と反発が生まれます。
そのため、じわりじわりと、
あ、ここはセーフな場所かも・・・!
と参加者に感じていただくことが欠かせません。
手書きのメッセージは、
そんな空間を作るツールとしてとても機能します。
暖かな空間を創りたい
参加者同士の結びつきを強めたい
参加者が自分のことをたくさんに語れる場にしたい
こうした意図がある際は、
ぜひ手書きのメッセージを送り合う時間をとれないか、
ワークの設計に加えて意識してみてください。
きっと、とてもお役に立つと思いますよ。
何か参考になれば幸いです。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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