WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。
岩手県の宮古市にて4時間ほどワークショップを開催してきました!
宮古は私が大好きな三陸沿岸の町のひとつ。
久しぶりに宮古へ行くことができ
とても感慨深い時間を過ごさせていただきました!
宮古 大人のマイプロジェクトとは?
今回のワークショップは
私が東日本大震災復興支援財団に勤めていたころ
一緒に高校生のプロジェクト・ベースド・ラーニング
を応援してきたNPO法人みやっこベースの早川さんから
大人のマイプロジェクトをやりたい!
とお声がけいただいたのが発端でした。
高校生にとって学び多き町を作るためには
主体的に活動している大人の存在が欠かせない!
だから大人もマイプロジェクトをやって
お互いに刺激し合える町にしたい!
と思ったのが構想の始まりだったそうで
お話しを聞いていてすごく共感しました。
たしかに大人がつまらなそうに過ごしていたり
未来を悲観したままなんにもしないような町だったら
ここで学ぼうと思うより
こんな町早く出ていこう(そしてもう戻らない)
と思うほうが自然だと思います。
そうならないためにも
大人が自らの選択と責任で
楽しそうに活動している姿を
ぜひ宮古の中に増やすお手伝いができたら!
こうした経緯で
大人がマイプロジェクトを作り実行するために
全3回のワークショップを開催することになりました。
オープニングはぴんくのだんごむし!
今回のワークショップは
「ぴんくのだんごむし」からスタートしました!
ぴんくのだんごむしは
伝えたいのに伝えられない!!
というもどかしさを味わっていただくために開発した連想ゲームです。
え?これどう伝えたらいいの!?
わーーー、これはゼッタイむり(笑)
やったー!分かってくれたありがとう・・・!
などなど、会場からは毎回無数の歓声や驚きの声が上がります。
今回は
・さんま
・色だけ
というカードを引いた参加者が一生懸命に
ぎんいろ!!
ぎんいろーーーー!!
ぎんいろおぉぉ!!!
あお!
ああぉおお!!
と連呼していたのがとても印象深かったです(笑)
さんまを色だけで伝えるなんて
きっと考えたこともないよねっ。
ぴんくのだんごむしは2020年2月現在
CAMPFIREにてクラウドファンディングを行っています。
よろしければぜひご支援をお願いいたします!
自分に触れるWhere I’m from Poem
続いて自分自身が
どんなことを大切だと思い生きているのか
をつかんでいただくことを意図して
「Where I’m from Poem」を実施ました。
Where I’m from Poemは
思い入れがあった場所や
愛着を持っていた物
大切な家族や友人
心に残っている体験や景色などを
「わたしは___________から来ました」
という構文に入れていくワークです。
作者はこれらを思い出す過程で
嬉しかったことや
大切にしていた気持ちを思い返したり
満たされなかった期待
本当は違う結果を創りたかった後悔
などが自然と湧いて来て
いまの自分に大きな影響を与えていることたち
と出会うことができます。
今回のワークでは
ポエムを書き上げてみたら
自分の人生において大切なこと
が自然と湧き上がってきた!
と感想共有してくれた参加者の
イキイキとした表情がとても記憶に残りました。
皆の個性がすごく出ていたし
ひとりひとりのストーリー
をしっかり受け取り合うことができる
優しく暖かな空間が心地よかったです!
ライフチャートとWill Can Must シートから現状を見つめる
続いて「仕事」「生活環境」「友人関係」「お金」
などの項目が書かれたライフチャートを元に
現在の自分の状況を自己採点していただきました!
そのうえで
ライフチャートの項目を宮古全体に広げて
宮古で歳を重ねるとしたら
各項目に対して何を感じるか?
というテーマで対話を深めました。
私にとってすごく意外だったのが
「自己成長」と「娯楽」
についての会話でした。
どうしても東京と比べると
地方都市は上記の点について不利。
なので参加者からも
そのような意見があがると思っていたのですが
「Netが発達したからどこでも学べるよね!」
「田老で生きてる祖父母は何もないけど楽しそう!」
と、場所のハンデを全く感じていない意見が共有されました。
よくよく聞いて見ると
宮古には数え切れないくらいお祭りがあって
長年住んでいるのに参加したことがないものも多数あるとか。
これには良い意味で予想を裏切られました!
その後Will Can Mustのフレームを使って
宮古で歳を重ねることが楽しみになるために
あなたには何ができるか?
を考えていただきました。
実は
私はWill Can Mustのフレームがあまり好きではなく
非実用的であるとすら思っているので
自分でも珍しいな選択だなぁと感じたのですが
今回のワークショップの文脈には
とても合っている気がしました。
それで少し内容をアレンジして
アイディアを書きやすくなるよう
(重さが解消されるよう)
に調整しました。
案の定たくさんのアイディアがシートに書かれ
マイプロジェクトの原型と呼んで差し支えないものが
各自の中から出て来ていたように感じました!
次回はLEGO® SERIOUS PLAY®で宮古を見つめる!
こうして無事、第2回目のワークショップが完了しました!
第2回は2週間後に開催されます。
次回はLEGO® SERIOUS PLAY®のメソッドを使って
手を動かしながら宮古への想いを深めよう!
というプログラムを実施予定です。
初回からすごく積極的に参加してくれた方ばかりだったので
次回の展開も楽しみです!
ワークショップを通じて
人生の軸を見つけたい!
自己理解を深めたい!
という方がいらしたら
ぜひお気軽にご連絡ください
相内 洋輔
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