WORKSHOP LANDの相内洋輔(あいない ようすけ)です。
仙台を拠点にワークショップの企画運営や
ファシリテーション、コーチングなど
人が前進するための場作りを行っています!
3/23(土)に開催された
『東北まちづくりオフサイトミーティング第34回勉強会 in 大槌』にて
パネルディスカッションの進行と
ワークショップの企画運営を担当しました!
偶然にも三陸鉄道が8年ぶりに復活した日だったため
大槌駅前はお祭り騒ぎでした!
駅前に集う方々を眺めていたら
じーんと熱い気持ちが込み上げて来て
今日はゼッタイにいい仕事がしたいぞ!
と思ったのでした。
パネルディスカッションの進行
実は私
パネルディスカッションのモデレーター
を務めるのがすごく好きなんです!!
パネラーの想いや経験を織り重ねていった先に
どんな予期せぬトークが生まれるかが楽しみで仕方ない
のです。
今回は壇上に7人のパネラーが座るという
過去最大人数でのパネルディスカッションで
ハラハラでしたが濃いトークを楽しむことができました。
テーマは「三陸に人を呼び込むには」でした。
まずはパネラーの活動や
活動にかける思いを伺うところから始めました。
場が深まったのは、
「どんな方に三陸へ来て欲しいですか?」
と質問した時でした。
1人のパネラーが、
「主体性のある方にたくさん来て欲しいと思う」
と発言してくれたんです。
質問の意図としては、
観光客とか、UIターンとか、インターンとか
来てくれる方の属性を尋ねたつもりだったのですが
まさかの性質っ!?
そうしたら隣のパネラーも賛成だったらしく
身を乗り出すように意見を重ねてくださって!
でも奥に座っているパネラーは
ぜんぜん違う軸で意見を持っている様子なのが目に見えて分かって!
ここから弾むように
色々な意見が飛び交うディスカッションになりました!
会場でお聞きになっていた方々からは
7名が話す時間がなるべく等しくなるよう質問を振って
それぞれに気持ちよく話してもらうって
とても大変だったと思いますが
内容が充実していて本当に刺激になりました!
とたくさんお声がけをいただき
また、パネラーの皆様からも
安心して話せた!楽しかった!
とのお褒めのお言葉をいただくことができました(^^)
こういう感想をいただけると
ファシリテーター冥利に尽きますっ!!
ワークショップの展開
続いて会場の約50名の方々と
ワークショップを実施しました。
まずは私の一番好きなアイスブレイクで場を暖めて!
その後本題へと移りました!
今回は
- 三陸沿岸に人を呼び込むための問いを立てる
- 立てた問いからアイディアを出す
という構成で2時間のワークでした。
三陸沿岸に人を呼び込むって
すごく広いテーマであるため
私が独自に問いを立てると
上滑りしそうな気がして、
今回は参加者が自ら問いを立てるところから始めました。
ただ、普通にやってもらっても面白くないので
来訪の目的や
巻き込む関係者や
呼び込む人そのものが
これまでとはがらっと変わる問い
を立てることを意識していただきました。
たとえばこんな感じです。
今回は、個人作業からのOSTを通じて
専門領域を持った職業人が三陸沿岸を面白いと思ってくれるには?
渋谷のギャル層を呼び込むには?
一人旅をしたい大学生が来やすくなるには?
自分で採った魚介で美味しい料理を食べたい人が来るには?
などなど、10のテーマが生まれました!
それからテーマ毎に30分ほど議論をしていただき
どんなアイディアで三陸沿岸に人を呼び込むか
を考えていただきました。
短い時間でのセッションではありましたが
各チームともユニークな視点から
たくさん新しいアイディアを作成してくださいました!
ここで生まれた会話やご縁が実って
何か新しい取り組みが生まれたら本当に嬉しいです。
アクセスしやすくなった三陸沿岸地域!
ちなみに今回の移動は
三陸沿岸道の開通区間が大幅に拡がったことで
仙台から大槌まで3時間半ほどで到着できました!
試しに7年前のナビで仙台-大槌を検索してみたら
所用時間5時間半との表示が・・・。
この2時間の差は相当大きいですよね!
まだ気仙沼の一部など
完全には開通していない区間があるので
いずれ仙台から3時間程度で
大槌や釜石まで到着するのも夢ではなさそうです。
三陸沿岸には素晴らしい景観が広がり
海の幸とお酒は絶品だらけ!
ぜひ今以上にたくさんの人が三陸沿岸を訪れて
東北の魅力を味わっていただけたらと思います!
ステキなお仕事をいただけて幸せでした。
対話をもっとおもしろく。
相内 洋輔
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