スぺチャ+質問箱を活用したオンラインイベント『恋路・転落・志』を開催!

オンラインイベント『恋路・転落・志』

ワークショップデザイナーの相内洋輔です。先日、SpatialChat(スペチャ)と質問箱を使ったオンラインイベント『恋路・転落・志』を開催しました! 高校生・大学生の参加者が聞きたいテーマに沿って質問を投稿し、質問に対して大人が本気で語るイベントです。

スペチャのプラットフォームが自由な対話にぴったりで、かなりインタラクティブに交流することができました!

目次

若かった頃の悩みってホントに大きくて重かった!

今回は「東北の高校生&大学生集まれ!」というイベントの第2回目として、東北出身の高校生や大学生を対象に場を設計しました。

コロナウィルスの影響によって、未来に向けてのモヤモヤや不安感を感じている若者も多いのではないかと思い、気持ちが切り替わるような時間を持てたらと考えたのがきっかけでした。

そこで、高校生や大学生の若者って、大人に何を聞きたいんだろうと考えた結果、恋愛と人生における失敗、そしてこれから何を成そうかとしているかの3つのテーマに選びました。

参加者には、質問箱のサービスを使っていただき、当日までに匿名で質問を募りました。この組み合わせはとても良かったのでまた使おうと思います。

寄せられたひとつひとつの質問はとてもリアルで、私もよく不安になっていたよなぁとか、こういう風に迷っていたことあったなあとか、若かりし日の葛藤が自然とよみがえってきました。

学生の頃の悩みって大きく膨らみがちだから、ひとつの悩みに身動きができないほどがんじがらめに囚われてしまうってことがよく起こりますよね。35歳の自分から振り返ると、なんで悩んでたんだろう? あの頃は若かったわ(笑)と思えるのですが。

学生の時は、目の前に見えている問題らしきものとどう向き合うかで精いっぱいだったなあ。

他の人と比べて悩みがちなのは、学生の置かれている環境に原因があるのでは?

ちなみに私のグループでは、他の人と比べてしまって悩むという相談がとても盛り上がりました。私も学生の頃、同じ悩みを抱えていたから、全く他人事とは思えませんでした!!

この機会に、なぜ学生は他の人と自分を比較して凹むのかについてよくよく対話をしてみたら、学生そのものに問題があるのではなく、学生の置かれている環境に原因があるのかもしれないね、という結論に至りました。

社会人になれば、所属している会社、担当している業務、職種などそれぞれ多様な経験を積むこととなります。だから10年も社会人を経験すれば、それぞれに見えている世界は全くの別物になりますよ。そのためか、年を重ねるに連れて、いちいち人と自分を比較しても仕方ないよなあと思う人が増えて行くような肌感があります。

でも学生はどうしたって、同質の体験を積まされるような環境に身を置かれます。みんなと同じことを強制されがちな狭い世界の中に留まり続けなければならない以上、どうにかして他者との違いを作ろうと躍起になってしまうのは、当然の心理ではないかと思ったのです。学生でいる間はみんな一緒にが求められるのに、就活になった途端ユニークさを求められるという状況も、そうした気持ちを助長しているのではないでしょうか。

こうした話しをしていると、「自己肯定感の高まりは、自分が人生の中でどんなことを選択してきたかと、その結果をどう捉えているかによるところが大きいのでは?」という話題が相方から提起されました。

確かに。その視点は面白い。

人は歳を重ねれば重ねるほど、選択の回数と、それに伴う実績が増加します。社会人ともなれば、ひとつの選択がこれまでの人生を180度がらっと変えることだってあります。そうした成功体験を持っている大人は、確かに、自己肯定感が高まるはず。

それと比べると、学生が選べるのはどの学校に入るかであったり、何の部活をするかであったり、非常に限定的です。

こうやって学生と社会人の違いを見比べてみると、学生が他者との比較で悩んでることって健全だと思えました。学生でいる以上、そんなに差が出るわけがないんだもん。

だから時が経につれてどんどん楽になっていくんだーってことが少しでも伝わればいいなあと思いながら、実体験を語らせていただきました。学生の頃に悩んだ時間ってもんもんと出口がない感じがして辛かったけれど、あの時に感じていたこと、考えていたことは、どこか自分の中で血肉となって生きている気もするし。

個人的には妻がいるリビングで、どうして妻と結婚しようと思ったのか、妻とうまくいかないことがあったらどう乗り越えて行こうと思っているかなど、まっすぐすぎる若者の質問に答え続けなければならなかったのがハイライトでした……!

妻からすれば、平日の就寝前という多忙な時間に、子どもの面倒も見ないで何を語ってるんだこの人は? と思ったこと間違いないと思います!

語り手にとっても、参加者にとってもエンターテイメント性が高く面白いイベントだったので、またゆるりと開催したいなと思うのですが、また恋バナを話さなければならない場合は家の外から参加しようと思いました(笑)

対話をもっとおもしろく。

相内 洋輔

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