企画運営の要点 ワークショップの成否に直結する「グループ分け」の要点 2021年10月31日 対話の成否は、グループ分けの影響を大きく受ける ・ ・ ・ ワークショップデザイナーの相内洋輔です。先日とあるワークショップに参加する機会を得ました。久しぶりのワークショップ参加でとてもワクワクしていたのですが、私のグループの対話は散々なものでした…。純粋に自分以外のファシリテーターがリードする対話を楽しみたいと思っていたので、ちょっとショックでした。 グル...
エッセイ 渓流釣りを始め「センスは後天的に磨かれる」と学んだ話 2021年9月19日 コロナでワークショップの仕事が激減した一年前。不安を抱えながら暇を持て余して過ごすのは精神衛生に最悪だと思い、密にならない世界へ救いを求め、渓流釣りを始めました。 ところが渓流ときたら……。想像していた美しい世界とは裏腹に、クモやヒルなどの不快な虫、熊やヘビなどの恐ろしい動物、もし滑落したら即死で間違いない崖や滝壺など、常に死の危険と隣り合わせの過酷な山界...
エッセイ 東日本大震災からのブレイクセルフ 〜10年間の道のり〜 2021年3月11日 始まりは「Follow Your Heartできないリクルート社員」 ダメサラリーマンだった僕が変わったきっかけは東日本大震災だった。それまでの僕はFollow Your Heartのリクルートに5年間勤めながら、笑えるくらい、自分の心に従えずにいた。 リクルートでの僕はドラえもんを欠いたのび太のような状態で、いつも弱音と愚痴ばかり。ベッドからぎりぎり這い...
エッセイ 生産性と幸福感が高まるリモートワーク「WiLL Office」の実践方法 2021年2月6日 Googleでリモートワークと検索すると「やる気が出ない」というワードが目に飛び込んできます。多くの人がこのワードで検索しているからこそのサジェストです。 「リモートワークはけしからんね。仕事も家事も全く捗らん。早くタンタアーンと片付けてみたいもんだなあ」 こんなふうに思っている日本人ばかりなのかもしれませんね。私もそのうちの一人だったので痛いほど分かり...
エッセイ Wellcome to WiLL Office! 2021年2月5日 吉田松陰が残した和歌に「何事もならぬといふはなきものを ならぬといふは なさぬなりけり」という作品があります。ざっくり訳せば「どんなこともできないことはないですよ。できないのはやらないからですよ」という意味です。さすが黒船に乗り込み密航しようとした偉人、気合が違います。 私などは全く対照的で、コロナでリモートワークに支配されて以来、毎日よろずのことに気を奪...
エッセイ 「鬼滅のアクアカールみさきちゃん」から考えさせられた女性活躍の未来 2020年12月11日 「みさきちゃんは薔薇の呼吸を使ってメルちゃんを倒すんだよ!!」 我が家のアクアカールみさきちゃんが鬼殺隊の一員となったのは週末の昼下がりでした。みさきちゃんはリカちゃんのお友達。容姿端麗なファッションドールです。腕や脚は真っ白で、ぽっきりと折れてしまいそうなくらいに華奢なんです。 みさきちゃんは唐突に鬼殺隊員となった! ところがこの日、お化粧に使う手鏡やお...
ワークショップ 早く!もっと早く!という呪縛を手放した 蔵王での自己対話 2020年11月5日 ワークショップデザイナーの相内洋輔です。 先日、これから先の10年を考えたくて、ワークショップデザイナーとしての原点「山形蔵王」へ行って来ました。直近で実施していたいくつかのワークショップが個人の理想的な未来を探究する内容だったため、私自身も未来のことを考えておきたくなったのです。 ロープウェイに携帯を置き忘れたり、山中で突然携帯の電源が切れ復活しなくな...
ワークショップ “自分なくしの旅” だった100回のワークショップ 2020年10月11日 ワークショップデザイナーの相内洋輔です。私は2018年の5月にフリーランスとして独立し、ワークショップを開催し続けてきました。 そして2年4ヶ月が過ぎた2020年の9月に、独立してから100回目となるワークショップが完了しました! プロとしての経験が2桁と3桁では、大きな差があります。大台に到達した達成感が次々と湧いてくる一方で、やけに冷静な自分もいました...